ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
2021.11/13(土)重賞を含む全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はコチラ
エリザベス女王杯(2021)Monarch による解析結果はコチラ
デイリー杯2歳S(2021)Monarch による解析結果はコチラ
目次
武蔵野S(2021)各種解析結果
位置取り指数ランク
見ての通り、ヒロシゲゴールドが位置取り指数トップで、
補助値も1位。
なので一応、この馬のAタイプ想定は安定しています。
位置取り指数2・3位の
リアンヴェリテ・テイエムサウスダン、
同じく指数4・5位の
スリーグランド・レピアーウィットも
先行想定としては比較的安定しています。
ペース想定
後述する通り、
過去ラップは当然ダートらしく前傾ですが
平均に近い年も割と多い印象です。
Monarch の想定では
今回のこのレースも、
当然前傾となっているのですが
かなり振り幅を大きくとっており
ハイペースでも
ややハイから超ハイまで
色々な可能性をみているようです。
ただ、
平均に近くなるよりは
近3年のようなペースになる可能性の方が
高いだろうという予測でした。
武蔵野S 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ペースは、
もちろんダートらしく前傾なのですが
遡ると、結構平均に近かった年も多く見られます。
全体的にはスローで
長距離らしく
前後半差で見ると+4秒以上になっているレースが
多くなっています。
レース上がりタイムは、
概ね36秒台。
少し速くて35秒台後半。
少し遅くて37秒台前半なので
大きな揺らぎは見られません。
好走位置取りタイプは、
かなりバラバラと言いますか
極端に分かれている印象で
Bのみで決まった年や
Cより後ろのみで決まった年などがあり、
その時々で
特定の位置取りの馬がまとめて好走するコトが
多くなっているようです。
近3年は
圧倒的にEタイプが優勢。
来ても、他も、DやCで
ほぼ後ろの馬だけ決まっています。
Aタイプの逃げ粘りは厳しめで
過去10年で残ったのは
重馬場だった年の勝ち馬
タガノトネールだけとなっています。
ラップ適性解析表
ラップ適性詳解版
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは6つでした。
チョット多いですね。。
内部データに関しては、
細かい展開パターン分けで評価が少し変わるAについて
詳解版を出してみました。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約28%
Bパターンが 約19%
Cパターンが 約18%
Dパターンが 約12%
Eパターンが 約10%
Fパターンが 約 9%
となっています。
今回は、
見ての通りで
Aパターンの発現確率が
頭一つ抜けてはいるものの
想定ラップが6つあるので
全体も見た方が良さそうです。
なので
Aを中心に、B・Cも含めた高確率パターンを
ある程度重視しつつ
全体のバランスも見たいところです。
まず
いきなり高評価が無印ながら
印で目立つのは
エアスピネル。
A・Bが無印ですが
Aは隠れ高評価。。
発現確率だけで単純計算すれば
この馬がハマる展開になる確率は
丁度半分というコトになりますね。
コレを高いと見るか低いと見るか…
その辺はそれぞれで意見が分かれるというか
人気・オッズにも依ってくるかも知れません。
高確率パターンの印で目立つのは
A・B高評価の
ブルベアイリーデ
タガノビューティー
A・C高評価が
スリーグランド。
Aパターン高評価は
ワンダーリーデル
ヒロシゲゴールド。
微妙ですが
レピアーウィットも。
Bパターン高評価なのはまず
ワイドファラオですが、
全体のバランスも見れば
オメガレインボーや
サトノアーサーの方が目立ちます。
Cパターンを見ると、
Aにも印があるスマッシャーや
ダイワキャグニー。
印が全体的に薄めでも
バランスは良い
ソリストサンダー。
印の見た目で言えば
この辺りが挙げられますが
コレらの馬の印の基になっている内部データを総合した
ラップ適性スコアを見てみると
134 ブルベアイリーデ
110 スリーグランド
99 エアスピネル
94 タガノビューティー
92 ワンダーリーデル
86 ソリストサンダー
83 スマッシャー
81 サトノアーサー
76 ヒロシゲゴールド
という順になっています。
ココから少し離されて、
59 オメガレインボー
57 レピアーウィット
51 ワイドファラオ
41 リアンヴェリテ
40 ダイワキャグニー
27 テイエムサウスダン
26 バスラットレオン
という順番。
オメガレインボーなんかは
印のイメージよりも
スコアが低いような気はします。
ラップバランスチャート
このレースは、適合率の高さがある程度好走とリンクはしますが
さほど重視すべきポイントではなく、
この項目だけで絞り込めるようなモノではありません。
その前提で
一応適合率の高い順に見ていくと
まずは、
ブルベアイリーデ。
この馬が抜けています。
次いで
スリーグランド
ワンダーリーデル。
この辺りもまぁまぁですが
既に目視でズレがハッキリ分かるようにはなっています。
続く
テイエムサウスダン
タガノビューティー
エアスピネル
ソリストサンダー
辺りも
大差は無いですが
ズレは大きくなっていき、
スマッシャー
リアンヴェリテ
ヒロシゲゴールド辺りまでくると
目視でかなり気になるレベルのズレになってきます。
レピアーウィット
ワイドファラオ
以下の馬も
特段悪くはありませんが
適合準に並べると
下から数えた方が早くなってしまいます。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
武蔵野S(2021)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
ブルベアイリーデ
となりました。
次点の高評価馬は
スリーグランド
タガノビューティー
以下
エアスピネル
ワンダーリーデル
ソリストサンダー
スマッシャー
サトノアーサー
ヒロシゲゴールド
ワイドファラオ
オメガレインボー
レピアーウィット
リアンヴェリテ
ダイワキャグニー
テイエムサウスダン
バスラットレオン
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
さて
先週は、
アルゼンチン共和国杯と
ファンタジーステークスはガチガチでしたが
みやこステークスと
京王杯2歳ステークスは、
結構な荒れ具合。
荒れた方の2重賞に関しては
どちらも適性ととデータとが
半々ぐらいにハマった印象でした。
京王杯2歳ステークスは、
動画など各所で語った通り
自動データ印で◎だったキングエルメスが8番人気1着。
公式LINEで配信される重賞データ穴馬の
最終選考から漏れた馬でした。
2着のトウシンマカオは、
適性総合評価で2番手だった馬。
3着のラブリイユアアイズは
ハイブリッド指数が最も高かった馬でした。
なにやら
勝ち馬の勝ち馬のキングエルメスは
その後、骨片を摘出しただとかで
骨折療養のために朝日杯等は回避で
NHKマイルカップを目指す
というニュースが出ていましたが、、
それまでに上手く回復して間に合うでしょうかね~。
血統的には
割と今後に期待しても良さそうな気はするんですが。
#ヨルゲンセン馬券#競馬AI#ラップ解析ソフトMonarch#京王杯2歳ステークス は
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch(上半期回収率709%) (@Dimenticaci) November 12, 2021
データと適性と#Monarchハイブリッド指数 から
丁度1頭ずつ好走馬が出たような形。#キングエルメス が #自動データ印 で◎#トウシンマカオ は適性2位#ラブリイユアアイズ が指数1位#京王杯2歳S#京王杯2歳S pic.twitter.com/36MvqLg8Br
さて、ご愛顧いただいている 公式LINE の配信ですが、
ご存じない方に説明しておきますと
基本的なコンテンツは、
週末(主に日曜日)に1回、タイムライン上に流れてくる
穴馬データ等の情報です。
登録時の挨拶以外に
コチラからメッセージ等が発信されるコトは恐らくありません。
たまに、bot かどうかを怪しまれる方がいらっしゃいますが
自動メッセージの返答は今のところ設定されていませんので
bot ではありません。
LINEの向こうには私ヨルゲンセンがおります。
仮に bot のような形で自動返信があったとしても
それは 公式LINEの仕様と言いますが
そういう設定が可能なシステムなので
bot だから怪しいというようなコトもありません。
LINEのタイムライン上に流れてくる情報に関しましては
Monarch が通常ブログで公開している解析情報とは、
別物になります。
ブログで公開しているモノが
基本となるメインコンテンツですが
実際の Monarch の全貌を考えれば
公開情報は膨大な総量の極一部であり
内容も、ラップ解析がベースです。
(ブログで全てを公開しないのは、
秘匿しているのではなく
情報量が膨大過ぎて分かりにくい
&紹介しきれないだけですw)
一方のLINE配信では、
ココには書いていないデータ分析情報などを紹介しています。
最近は特に、ラップ解析だけでは拾いにくい穴馬を
データの観点からピックアップしています。
元々は、メッセージで一斉送信を行っていたのですが、
ありがたい話で急激に登録者が爆増した関係で
登録者が一気に1000人を超え
2000人にまで膨れ上がっているので
もはや一斉送信を月に1回流すコトすら
できなくなりましたw
(公式LINEの仕様上の問題)
初めは、登録者が200人に到達した時点で、
もう新規登録は制限しようかと考えておったのですが
公式LINEには、皆さんと交流したり
ご質問やご意見、ご希望などを集める用途もありますんで
現状は新規加入には特に制限を設けず、
定期配信はタイムラインで行う形に変えて継続しております。
タイムライン上での配信になると
コレまでよりも情報が見づらくなる上に、
情報発信のタイミングも確認しづらくはなると思うのですが
なにぶん、無料で行っているモノですので
ご理解いただければ幸いです。
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
年末にかけてGⅠが連続しますが
土曜日は2歳戦とダート。
コチラは
武蔵野ステークスです。
もう再三言っていますが、
ダート重賞は、地方交流の成績を解析できないので
その分、信頼度は落ちるのですが
実際には、かなり成果が出ています。
先週のみやこステークスでは
前述の通り
適性総合評価1位のアナザートゥルースが10番人気3着で
LINE配信馬のロードブレスが6番人気2着。
シリウスステークスでも
適性総合評価1位のウェスタールンドが連対し
4位評価のサンライズホープが勝利。
エルムステークスでは
適性総合評価2・3位の
スワーヴアラミス・オメガレインボーが
4・7番人気で1・2着。
更には
LINE配信馬のロードブレスが11番人気3着。
レパードステークスでは
適性総合評価1位の
スウィープザボードが
10番人気2着。
プロキオンステークスでは
LINE配信馬の
トップウイナーが
なんと14番人気で2着。
見事なまでに、
好走馬が適性の上位か
データ穴馬から出てきています。
だから
武蔵野ステークスもそうなる
とは言えないのですが
今回も一定ハマるのではないか
という期待は…
自然と持ってしまいますね。。
というコトで
解析結果にも触れつつ
各馬について雑感を述べていきますと…
まず
適性総合評価で最上位だったのは
ブルベアイリーデ。
前走好走馬なのに、
予想オッズではさほど人気になりそうではありませんでした。
不思議な感じです。
このレースは
案外、順張り(前走好走馬がそのまま走る)傾向があるので
そういう点でも推せるんですケドね~。。
その観点で言えば
これまた人気が無さそうな
スリーグランドも同じです。
まぁ、この馬なんかは
まだダート重賞で雑巾がけが済んでいない感じもするんですが
人気薄ならば十分狙う価値はあるでしょう。
こういう東京1400mを走れるタイプの馬が
武蔵野ステークスでは来たりしますんでね。
適性の評価を見ると
そこからは
実績馬だったり
人気になりそうな馬が続き
タガノビューティー
エアスピネル
ワンダーリーデル
ソリストサンダー。
この辺りは
特にどれが抜けて良いワケでもなく
総合評価としては似たような感じです。
とまぁ、
他にも色々と書き綴りたいコトはあるんですが
時間の関係で一旦端折りまして
また時間があれば追記していきたいと思います。
時間がなければ追記できないかも。。
まぁとにかく
穴馬の好走余地があるコトを願うばかりですね。。w
さて、どうなりますでしょうか。
武蔵野ステークス マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表が欲しいという希望が多数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
以下の表をご参照下さい。
簡単な形で出力しただけなので、
他に表記の仕方や見やすい形の希望などがありましたら
お気軽にご意見下さい。
可能な限り対応します。
適性指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表に加え、
適性指数も見たいという希望が複数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
コレは、一見すると
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
公開するコトで、混乱を来す可能性が高くなるので
元々は出し渋っていましたが、
ラップ適性マトリクスをベースに予想したい方にとっては
この適性指数の並びも気になるというコトだったので
私個人としては気が進まないのですが
動画やブログの視聴者の希望を重視して
公開しています。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
要するに適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
ちなみに
数値が飛び抜けているから どう とか
差が大きいから どう というようなコトは
あまり無いのではないかと思っております。
あとは、
もちろん競馬ですから
適性総合評価の方がハマるコトもあれば
適性指数の方が
実際の結果と連動しているように見えるコトもあるでしょう。
しかし、
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただいたら良いかと思います。
と言うか、
ココの情報は
皆さんの使い方次第ですので、
どんな意図があろうが
どういう形でこの情報を予想に組み込もうが
各自の自由なんですケドねw
色々な予想法を考案していただければ
私としても嬉しい限りです。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
2021.11/13(土)重賞を含む全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はコチラ
エリザベス女王杯(2021)Monarch による解析結果はコチラ
デイリー杯2歳S(2021)Monarch による解析結果はコチラ
頑張ってくださいいつも見てます
ありがとうございます!!