ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
2021.12/12(日)カペラS解析の未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はコチラ
中日新聞杯(2021)Monarch による解析結果はコチラ
目次
カペラS(2021)各種解析結果
位置取り指数ランク
見ての通り
ダンシングプリンスが
位置取り指数・補助値含めて
僅差ではありますがトップとなっています。
位置取り指数2位のデュアリストは補助値も2番手。
指数3位~5位の
モズスーパーフレア
ディサーニング
ミスズグランドオー辺りも
多少の上下はありますが
補助値も3~5番手に収まっていて
この辺りの隊列想定は安定しているように見えます。
ペース想定
後述する通り、
過去ラップのペースは
ダート短距離らしい前傾。
Monarch の予測でも
近年のように
前後半差で-3秒以上の前傾になる
という想定になっています。
カペラS 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ペースは、
ダート短距離らしく
明確な前傾で一定しています。
レーステンタイムは
馬場が渋った時を除けば
速くても33秒台前半。
遅くても34秒台前半。
レース上がりタイムは
概ね36秒台で、
遅い時でも37秒台前半となっています。
好走位置取りタイプは、
綺麗にバラバラで、
特段、どれが目立つというコトもありません。
一応、数としてはB・Eが気持ち多いのですが
元々母数も多い位置取りなので
特筆すべきコトはありません。
Aタイプも過去10年で3回好走していますし
やはりどの位置取りからも走れている印象です。
ラップ適性解析表
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは2つでした。
かなり少ないですが
ダート短距離だとこんなもんです。
ラップに、そんな大きな差は出ないですからね。
なので、逆に言えば
ラップで穴馬を導き出すのは
少し難しい条件とも言えます。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約62%
Bパターンが 約36%
となっています。
今回は、
2パターンしかないので
そこを見るしかないのですが
Aパターンの方が発現確率で抜けているので
一応、コチラを優先しつつかなと思います。
まずは
A・B両方で高評価になっているのが
リュウノユキナ。
どちらも高評価なのはこの馬しかいません。
他にA・B両方に印があるのは
ダンシングプリンス
アポロビビ
ミスズグランドオー
ディサーニング。
コレらは、スコア的には大差ありません。
また、
Aに評価が入っている
モズスーパーフレア
ロイヤルパールス
ヨシオ
トウカイエトワール
ゲンパチフォルツァは
いずれも
表層的に印は見えませんが
全てBパターンにもスコアが入っています。
残りは全て
Bパターンにのみに印がある馬で
デュアリスト
オメガレインボー
スマートダンディー
ミッキーワイルド
メイショウテンスイ。
ミッキーブリランテのみ
表層的には完全無印となっていますが
この馬も一応Bパターンにはスコアが入っています。
ラップバランスチャート
このレースは、
適合率の高さがある程度好走とリンクする面はありますが
ある程度適合している馬が集まる傾向もあるので
多少差異が見出しづらい部分もあります。
それでいうと、今年はだいぶマシと言うか
差が見出しやすい印象がありますかね。
その前提で
一応適合率の高い順に見ていくと
まずは、
ダンシングプリンス
リュウノユキナ。
この2頭が抜けています。
続く
アポロビビ
ミスズグランドオー
トウカイエトワール
辺りまでは
適合率としては悪くありませんが
デュアリスト以下、
ミッキーワイルド
メイショウテンスイぐらいになると
適合率は低くなっていきます。
ただ、形状としては悪くありません。
モズスーパーフレア以下は、
極端な形状をしている馬が多く
スマートダンディー
ロイヤルパールス辺りは
ある程度は青チャートに沿っている形なので
形状としては悪くありませんが
例年の好走馬に比べると
いずれも少し小さくなっています。
続く
ヨシオ
ディサーニング
ゲンパチフォルツァ
ミッキーブリランテ
オメガレインボー
も同上で
極端な形状か
青チャートに沿う形状であっても
小さすぎる印象になります。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
カペラS(2021)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
リュウノユキナ
となりました。
次点の高評価馬は
ダンシングプリンス
アポロビビ
以下
ミスズグランドオー
トウカイエトワール
モズスーパーフレア
ロイヤルパールス
ヨシオ
ディサーニング
ゲンパチフォルツァ
デュアリスト
ミッキーワイルド
メイショウテンスイ
スマートダンディー
オメガレインボー
ミッキーブリランテ
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
さて
先週は、日曜日のGⅠが
チャンピオンズカップで
連がカタかったものの
3着は大穴。
土曜の2重賞
ステイヤーズステークスと
チャレンジカップは
やや頭数が少なめかつ
比較的人気よりの決着だったのもあって
配当は安めでした。
ただ、
チャレンジカップは
適性上位がまとめて好走。
まぁ、適性上位が、
珍しくストレートに上位人気だったので
不思議無い感じではあるのですが
とはいえ
上位4頭が1~4着なので
こうなると
さすがに馬券も本線。
やはり穴は狙いたかったので
自動データ印やLINE配信馬など
穴ッポいところも買い目には忍ばせていましたが
note でも示した通り
中心視したのは4頭で
それが1~4着で決まったので
普段よりも絞り込んだ上で
大本線で仕留めるコトができました。
まぁ、人気どころにフォーカスして
それが大本線
っていうのは
私としては結構珍しいんですケドね;
今度は
大穴を含んだ大本線でいきたいところです。
#ヨルゲンセン馬券#競馬AI #ラップ解析ソフトMonarch #チャレンジカップ
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch(上半期回収率709%) (@Dimenticaci) December 10, 2021
Monarchが適性上位に示した馬は
いずれも人気。
故に面白味は無かったものの
概ねその通りに決まるのであれば問題無し。#適性総合評価
4位 #ソーヴァリアント
3位 #ヒートオンビート
1位 #ペルシアンナイト#チャレンジC pic.twitter.com/JazvFOczjq
さて、ご愛顧いただいている 公式LINE の配信ですが、
ご存じない方に説明しておきますと
基本的なコンテンツは、
週末(主に日曜日)に1回、タイムライン上に流れてくる
穴馬データ等の情報です。
登録時の挨拶以外に
コチラからメッセージ等が発信されるコトは恐らくありません。
たまに、bot かどうかを怪しまれる方がいらっしゃいますが
自動メッセージの返答は今のところ設定されていませんので
bot ではありません。
LINEの向こうには私ヨルゲンセンがおります。
仮に bot のような形で自動返信があったとしても
それは 公式LINEの仕様と言いますが
そういう設定が可能なシステムなので
bot だから怪しいというようなコトもありません。
LINEのタイムライン上に流れてくる情報に関しましては
Monarch が通常ブログで公開している解析情報とは、
別物になります。
ブログで公開しているモノが
基本となるメインコンテンツですが
実際の Monarch の全貌を考えれば
公開情報は膨大な総量の極一部であり
内容も、ラップ解析がベースです。
(ブログで全てを公開しないのは、
秘匿しているのではなく
情報量が膨大過ぎて分かりにくい
&紹介しきれないだけですw)
一方のLINE配信では、
ココには書いていないデータ分析情報などを紹介しています。
最近は特に、ラップ解析だけでは拾いにくい穴馬を
データの観点からピックアップしています。
元々は、メッセージで一斉送信を行っていたのですが、
ありがたい話で急激に登録者が爆増した関係で
登録者が2000人を超えておりまして
もはや一斉送信を月に1回流すコトすら
できなくなりましたw
(公式LINEの仕様上の問題)
初めは、登録者が200人に到達した時点で、
もう新規登録は制限しようかと考えておったのですが
公式LINEには、皆さんと交流したり
ご質問やご意見、ご希望などを集める用途もありますんで
現状は新規加入には特に制限を設けず、
定期配信はタイムラインで行う形に変えて継続しております。
タイムライン上での配信になると
コレまでよりも情報が見づらくなる上に、
情報発信のタイミングも確認しづらくはなると思うのですが
なにぶん、無料で行っているモノですので
ご理解いただければ幸いです。
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
年末にかけて連続するGⅠの
5週目で、
まずは裏では2歳GⅠの阪神JFがありますが
中山の方ではカペラステークス。
このレースに関しては
いつも通り
ダート重賞なので
地方を回ってきた馬の戦績は解析できません。
その分、信頼度が落ちる面はあるのですが
まぁ、チャンピオンズカップ程ではありません。
ので、気にする程ではないですかね。
ただ、
1200mなので
想定ラップの少なさが示す通り
あまりラップによる差が見出しづらいというか
ラップで細かくどうこう
というコトが言いづらい条件ではあります。
まぁ、それはそれとしまして…
今回
適性総合評価で最上位だったのは
リュウノユキナ。
予想オッズでも、初動オッズでも人気。
私が見た限りでは2番人気でしたが
これがこのままいくかどうか。
まぁ、多少人気が上下するにしても
上位人気のままいくのは
恐らく間違いないでしょう。
なので、
あまり面白みは無いのですが、、
Monarch が示す適性としては
フツーに評価せざるを得ませんし
このコースではOPでの好走歴もあり、
地方であれば一応重賞での好走歴もあり、
まぁ人気するのにも納得です。
同じく予想オッズから人気で
初動オッズでも1番人気となっている
モズスーパーフレアも
適性評価としては高いです。
ちなみに
Monarch が示すのは
『ラップ』に関する適性なので
ダートがどうなのか
という判定は一切していません。
といっても
この馬に関しては
前走や昨年のJBCで
ダートを走れるコトが実証されていますから
その点についてあまり考える必要は無いかと思うんですが。
ダンシングプリンス
アポロビビ
ミスズグランドオー
トウカイエトワール
辺りは、
Monarch の適性評価としては
殆ど差が無く、
ロイヤルパールス
ヨシオ
ディサーニング
辺りも
スコアで言うと
殆ど差がありません。
その辺は、
マトリクスにも表れているような感じがします。
とまぁ、
他の馬に関しても
色々と思うコトはありますが
ある程度
荒れる目を期待しても良さそうなレースだとは思いますが
適性上位に多少人気馬もいるので
カタく収まっても、それはそれで不思議なく…
まぁ、そうはならないコトを願うんですがw
さて、どうなりますでしょうか。
カペラS マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表が欲しいという希望が多数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
以下の表をご参照下さい。
簡単な形で出力しただけなので、
他に表記の仕方や見やすい形の希望などがありましたら
お気軽にご意見下さい。
可能な限り対応します。
適性指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表に加え、
適性指数も見たいという希望が複数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
コレは、一見すると
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
公開するコトで、混乱を来す可能性が高くなるので
今まで出し渋っていましたが、
ラップ適性マトリクスをベースに予想したい方にとっては
この適性指数の並びも気になるというコトだったので
私個人としては気が進まないのですが
動画やブログの視聴者の希望を重視して
公開に踏み切りました。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
要するに適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
ちなみに
数値が飛び抜けているから どう とか
差が大きいから どう というようなコトは
あまり無いのではないかと思っております。
あとは、
もちろん競馬ですから
適性総合評価の方がハマるコトもあれば
適性指数の方が
実際の結果と連動しているように見えるコトもあるでしょう。
しかし、
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただいたら良いかと思います。
と言うか、
ココの情報は
皆さんの使い方次第ですので、
どんな意図があろうが
どういう形でこの情報を予想に組み込もうが
各自の自由なんですケドねw
色々な予想法を考案していただければ
私としても嬉しい限りです。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
今週のその他のレース情報
2021.12/12(日)カペラS解析の未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はコチラ
中日新聞杯(2021)Monarch による解析結果はコチラ