ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
2021.12/5(日)チャンピオンズC解析の未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はコチラ
ステイヤーズS(2021)Monarch による解析結果はコチラ
チャレンジC(2021)Monarch による解析結果はコチラ
※
今回は、地方馬も登録されていますが
冒頭に書いてある通り、
Monarch は地方のレースの解析ができないので
地方競馬での戦績しか持たない馬は
解析ができません。。
目次
チャンピオンズC(2021)各種解析結果
位置取り指数ランク
見ての通り、ダノンファラオが位置取り指数トップですが
この馬の補助値は4番手。
位置取り指数2位のエアスピネルは補助値が12番手。
指数3位のテーオーケインズは補助値2番手。
指数4位のサンライズホープがやっとこさ補助値1位。
位置取り指数の数値を見ると
かなり僅差で並んでいるので
いずれが明確に前とも言えず
補助値と相関性があまり無いコトにも納得がいく気がします。
冒頭に書いた通り
地方の戦績は解析できないので
地方での戦績しかないカジノフォンテンは
指数の算出が出来ません。
ペース想定
後述する通り、
過去ラップのペースは
かなりバラバラですが
どちらかといえば
さすがにダートなので前掛かり。
Monarch の予測では
さほど前傾にはならず
平均からやや緩むのではないか
という想定が出ています。
前後半差フラットか
ややスローぐらいで
昨年以上に流れるコトはないだろう
というコトですね。
2017年か、2019年ぐらいが
近いイメージかも知れません。
チャンピオンズC 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ペースは、
見事にバラバラ。
前後半差がこんなに綺麗に分かれているレースは
あまり見られません。
ダートらしい前傾もありますが
+1秒程度の後傾も3/7回あります。
逆に-2秒を超える前傾もありますが
それは2015年の1回のみ。
どちらにしても
極端なペースにはなりづらいようです
レーステンタイムは36秒台が多いですが
速いと35秒台・遅いと37秒台。
レース上がりタイムは
37秒台が多いようですが
速いと36秒台。
後傾ラップで更に速いと35秒台も出ています。
好走位置取りタイプは、
Bが目立ちますが
CとEも散見されます。
Aタイプも悪くなく
前か後ろの極端な位置取りの馬が多い印象です。
ラップ適性解析表
ラップ適性詳解版
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは4つでした。
多くもなく少なくもなく、といった感じです。
内部データに関しては、
細かい展開分けで評価が変わるAパターンについて
詳解版を出してみました。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約45%
Bパターンが 約32%
Cパターンが 約15%
Dパターンが 約13%
となっています。
今回は、
見ての通り
A・Bパターンの発現確率が
揃って抜けているので
ココを優先しつつ
想定ラップが4つあるので
全体も見る形がセオリーになります。
まずは
面白味が無いですが
チュウワウィザードが
最も印の目立つ馬になるでしょうか。
続いて、
A・Bの評価が安定している馬は
クリンチャー。
Aが高評価の中で
表層的には印が薄い・あるいは無くても
一応Bにもスコアが入っているのは
オーヴェルニュ
サンライズホープ
アナザートゥルース
スワーヴアラミス。
この内、
アナザートゥルースと
スワーヴアラミスは
全てのパターンにスコアが入っています。
他に
高評価ではないもののA・B両方にスコアが記録されているのは
ケイティブレイブ
テーオーケインズ。
上記以外で、
Aパターンにスコアが入っているのは
メイショウハリオのみ。
次に
これまでに出てきた以外で
Bパターン高評価の馬は
インティ
カフェファラオ
サンライズノヴァ。
あとは
B・Cにスコアが入っている
エアスピネル。
B・Dにスコアが入っているのが
ダノンファラオ。
多くの人が注目しているであろう
ソダシは
Cパターンのみですが
コレがトップ評価となっています。
また、
コレも他の項目と同じく
地方での戦績しかないカジノフォンテンは
適性評価が出ません。
ラップバランスチャート
このレースは、
適合率の高さがある程度好走とリンクする面はありますが
実績・実力上位の馬がそのまま走るコトも多いので
好走に結びつかないコトも多いです。
その前提で
一応適合率の高い順に見ていくと
まずは、
テーオーケインズ
インティ
クリンチャー
この3頭が抜けています。
次いで
メイショウハリオ
チュウワウィザード
スワーヴアラミス
カフェファラオ
オーヴェルニュ
で
この辺りまでは
比較的適合率が高めです。
サンライズノヴァ以下も
特段悪くはないですが
順番に並べると下位になり
チャートのズレも大きくなってきます。
コチラも同じく
地方での戦績しかないカジノフォンテンは
チャートの出力ができません 。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
チャンピオンズC(2021)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
オーヴェルニュ
となりました。
次点の高評価馬は
クリンチャー
サンライズホープ
以下
チュウワウィザード
アナザートゥルース
スワーヴアラミス
テーオーケインズ
ケイティブレイブ
インティ
メイショウハリオ
カフェファラオ
サンライズノヴァ
エアスピネル
ソダシ
ダノンファラオ
カジノフォンテン
(地方馬は解析不能)
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
さて
先週は、
ジャパンカップが
またもや目も当てられないほどのガチガチ決着。
馬券的には面白みが皆無でした。
一方、
京阪杯と
京都2歳ステークスは
結構な荒れ具合。
特に京都2歳Sは
10頭立ての9番人気が連対するなど
少頭数の割に
3連単配当が24万にもなる決着でした。
京阪杯は
動画やnote等で出した
ラップ適性スコアで
上位3頭が
1・3・4着。
更には実際にレースで発現した
Bパターンのラップで高評価だった馬が
まとめて好走。
まぁ、該当馬が多くはあったのですが。
加えて
3着のファストフォースは
自動データ印で◎
個人的な馬券の軸も
この馬に設定したのですが
午後からのボランティアで馬券がまともに買えず、、
普段なら最初に買いを入れるハズの
ワイドを一組を買えていないという
残念な結果になってしまいました。
3連馬券が入ったかどうかは
何とも言えませんが
ファストフォース・エイティーンガールのワイドは
確実に入っていたであろうコトが
容易に想像できるため、、
もう少し時間を取って、
最低限のトコは
キッチリと買っておくべきでした。。;;
#ヨルゲンセン馬券#競馬AI #ラップ解析ソフトMonarch #京阪杯
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch(上半期回収率709%) (@Dimenticaci) December 3, 2021
動画やnoteで出していた#ラップ適性スコア の
上位3頭が1・3・4着。
昼過ぎからボランティアに出ていて
まともに馬券が買えず
普段なら最初に買うワイドすら入れていないという
不運;#ファストフォース は#自動データ印 でも◎ pic.twitter.com/zm1KaqmIG6
さて、ご愛顧いただいている 公式LINE の配信ですが、
ご存じない方に説明しておきますと
基本的なコンテンツは、
週末(主に日曜日)に1回、タイムライン上に流れてくる
穴馬データ等の情報です。
登録時の挨拶以外に
コチラからメッセージ等が発信されるコトは恐らくありません。
たまに、bot かどうかを怪しまれる方がいらっしゃいますが
自動メッセージの返答は今のところ設定されていませんので
bot ではありません。
LINEの向こうには私ヨルゲンセンがおります。
仮に bot のような形で自動返信があったとしても
それは 公式LINEの仕様と言いますが
そういう設定が可能なシステムなので
bot だから怪しいというようなコトもありません。
LINEのタイムライン上に流れてくる情報に関しましては
Monarch が通常ブログで公開している解析情報とは、
別物になります。
ブログで公開しているモノが
基本となるメインコンテンツですが
実際の Monarch の全貌を考えれば
公開情報は膨大な総量の極一部であり
内容も、ラップ解析がベースです。
(ブログで全てを公開しないのは、
秘匿しているのではなく
情報量が膨大過ぎて分かりにくい
&紹介しきれないだけですw)
一方のLINE配信では、
ココには書いていないデータ分析情報などを紹介しています。
最近は特に、ラップ解析だけでは拾いにくい穴馬を
データの観点からピックアップしています。
元々は、メッセージで一斉送信を行っていたのですが、
ありがたい話で急激に登録者が爆増した関係で
登録者が2000人を超えておりまして
もはや一斉送信を月に1回流すコトすら
できなくなりましたw
(公式LINEの仕様上の問題)
初めは、登録者が200人に到達した時点で、
もう新規登録は制限しようかと考えておったのですが
公式LINEには、皆さんと交流したり
ご質問やご意見、ご希望などを集める用途もありますんで
現状は新規加入には特に制限を設けず、
定期配信はタイムラインで行う形に変えて継続しております。
タイムライン上での配信になると
コレまでよりも情報が見づらくなる上に、
情報発信のタイミングも確認しづらくはなると思うのですが
なにぶん、無料で行っているモノですので
ご理解いただければ幸いです。
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
年末にかけて連続するGⅠの
4週目、
今週は
チャンピオンズカップです。
さすがに、今回は
上位の馬でも
先週・先々週程の
一本かぶりの人気にはならないでしょうし
ガチガチ決着になる可能性も
いくらか低いでしょう。。
というワケで
出走馬について
ちょろっと雑感を述べておきますと…
まず
やはり今回多くの方が注目しているのは
ソダシでしょうか。
解析的には、
見ての通りで
ハマれば一発。
といった感じの評価になっています。
まぁ、
当たり前と言えば当たり前ですケドね;
一般的にもそんな感じでしょう。
ネガティヴに見れば
いきなりダート替わりのGⅠで
しかも3歳がこの時期に
ってなると
例年の傾向からすれば
なかなか厳しいだろう と。
ポジティヴに見れば
今年の3歳馬の勢いや
この馬の実績・強さを考えれば
期待を掛けても良いだろう と。
その辺の
せめぎ合いですかね。
あとは、
ただでさえファンの多い馬なんで、、
好走できるかどうか
期待できるかどうか
というのとは別に
応援馬券的な人気のかぶり方をする部分も
大いにあると思われます。
結局、
この馬に関しては
オッズとの兼ね合いだと思うんですよね。
ダートが合わないコトはないだろうケドも
走れたとしても
頭まで来れるのか
馬券になるのか。
それに関しては
決定的な判断は、正直できかねます。
一言で言えば
当たり前ですが
「未知数」ですよね。
たまに言っているんですが
私は
馬券戦略の基本として
人気馬の不確定要素はマイナス材料
人気薄の不確定要素はプラス材料
という考え方があると思っておりまして…
それで言うと
恐らく人気になるであろうソダシが
今回、走れるかどうか
という
未知数の部分は
人気馬の不確定要素
つまり
マイナス材料なワケです。
コレで、人気が無いのならば
その未知の部分に賭ける価値は十分あるんですが
人気を大きくかぶりそうな今回
未知の部分に賭ける
というのはねぇ。。
馬券手法としは
悪手だろう と。
もちろん、
ずっと昔から言っている通り
下手に人気馬を切っても
損するコトの方が多いので
私は、こういう馬を不用意に切る
というようなコトは絶対にしませんが
同時に
積極的に狙うコトもしません。
買いたいとは思わないし
切りたいとも思わない
というコトですね。
黙って買い目の隅っこに入れときゃイイけど
中心視はしない
というコトですね。
個人的には
そうする以外
方法が無いですね。
好ききだから買う
はイイし
私も、
そういう買い方ならするんですケド
馬券的にはどうにもならない馬なんでね。。
この馬が
来るのかどうかは
正直、
ナンボ検討しても一緒ですよ。
だから
あとは
来るかどうかではなく
個人的に買いたいと思うかどうか
そういう馬券が欲しいかどうか
それに尽きると思ってます。
他の馬に関しては
解析的なコトで言うと
上位は、中穴ぐらいの馬が揃った感じでしょうか。
オーヴェルニュは
言わずと知れたお手馬。
クリンチャーも
毎度言っている通り
Monarch の伝説的なお手馬。
サンライズホープも
前走で世話になった馬。
予想とは直接関係無いですが
思い入れも十分ですw
オーヴェルニュは
中京が良さそうというのがありますが
重馬場巧者(高速ダート向き)なだけ説もあり…
その辺は判断が難しいトコです。
前走から斤量が1kg軽くなる点は良さげですが
コレまでの戦績を見ると
GⅠでは結構しっかり負けている感じ。
クリンチャーは
ダートで安定している馬なんですが
前走はキッチリ負けましたし
昨年のこのレースも2桁着順。
信頼するのには
多少勇気が要る気もしますが…
まぁ、人気薄ならば
狙う価値は十分あるでしょう。
あとは、
年齢的なモノですね。
ダートでは
高齢馬が活躍するコトも多いですが
そろそろ打ち止めになってもおかしくはありません。
前走がその前兆だったという考え方もできますし。
左回りがどうのこうの
という意見もあるみたいですケドね~。
サンライズホープは
距離はやや違いますが
前走が中京での勝利。
年齢的には
まだまだこれからだと思うので
上昇分に期待する手はあると思いますが
GⅠレベルでどのぐらい通用するかは
今のところまだ未知数です。
といった感じで
なかなか悩ましい部分も多いですが
細かい見解については
また時間があれば追記します。
無ければ noteの方にでも書きます。
(土日ボランティアなんで多分時間無いですが…)
そろそろGⅠにも
程よく荒れて欲しいんですが…
さて、どうなりますでしょうか。
チャンピオンズC マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表が欲しいという希望が多数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
以下の表をご参照下さい。
簡単な形で出力しただけなので、
他に表記の仕方や見やすい形の希望などがありましたら
お気軽にご意見下さい。
可能な限り対応します。
適性指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表に加え、
適性指数も見たいという希望が複数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
コレは、一見すると
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
公開するコトで、混乱を来す可能性が高くなるので
今まで出し渋っていましたが、
ラップ適性マトリクスをベースに予想したい方にとっては
この適性指数の並びも気になるというコトだったので
私個人としては気が進まないのですが
動画やブログの視聴者の希望を重視して
公開に踏み切りました。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
要するに適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
ちなみに
数値が飛び抜けているから どう とか
差が大きいから どう というようなコトは
あまり無いのではないかと思っております。
あとは、
もちろん競馬ですから
適性総合評価の方がハマるコトもあれば
適性指数の方が
実際の結果と連動しているように見えるコトもあるでしょう。
しかし、
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただいたら良いかと思います。
と言うか、
ココの情報は
皆さんの使い方次第ですので、
どんな意図があろうが
どういう形でこの情報を予想に組み込もうが
各自の自由なんですケドねw
色々な予想法を考案していただければ
私としても嬉しい限りです。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
今週のその他のレース情報
2021.12/5(日)チャンピオンズC解析の未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はコチラ
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