中山 芝2500m G1

第66回(2021)有馬記念 予想【AIラップ解析】

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ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。

※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
 古い解析情報しか表示されない場合は、
 ブラウザのキャッシュをクリアする等して
 Webページに最新情報が表示されるように
 してみて下さい。

今週のその他のレース情報

2021.12/26(日)有馬記念、解析結果の未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はコチラ

阪神C(2021)Monarch による解析結果はコチラ

ホープフルS(2021)Monarch による解析結果はコチラ

Monarch 解析結果からの好走例はコチラ

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有馬記念(2021)各種解析結果

位置取り指数ランク

2021 有馬記念 位置取り指数
(出走各馬の位置取り指数です。文字通り当該レースにおけるそれぞれの馬の位置取り(脚質)順をソフトが想定したものです。『指数』という言葉に釣られて、一般によくあるスピード指数などのいわゆる『強さ』の指標と勘違いされる方が非常に多いですが、全く違いますので注意。)

位置取り指数・位置取りタイプの意味や一覧の見方はコチラ

見ての通り、パンサラッサが位置取り指数トップですが
補助値は2位。
ただ、この馬の指数自体は断トツのとなっています。

補助値が1位の馬はタイトルホルダー
この馬の指数は2位と僅差の3位。

それ以外の馬に関しては
割と左右のランキングに違いがあるので
イマイチ安定していない印象です。

   

ペース想定

後述する通り、
長距離のペースは
前後半差で割って単純に表せられるモノでもないのですが
過去ラップのペースは
割とバラバラで。

Monarch の予測では
前後半差でさほど緩まず
昨年以上に流れると見立てられています。

一昨年は極端にしても
3年前ぐらいのような形や
前後半差で見た時にフラットになる可能性はある
というコトですね。

         

有馬記念 過去ラップ一覧

簡易版

2021 有馬記念 過去ラップ一覧 簡易版
(過去10年の当該レースにおける ペース、レース全体ラップ、3分割ラップなど)

詳細版

2021 有馬記念 過去ラップ一覧 詳細版
(過去10年の当該レースにおける 好走各馬のラップバランス、ラスト5ハロンラップの解析など)

前述の通り
あまり長距離のペースを、
前後半差で割ってみるだけの単純な判断はできないのですが
一応、是後半差で見れば割とバラバラ。
明確なハイペースもあれば
明確なスローもあり
前後半差がフラットに近い年もあります。

レースのテンタイム、中盤タイム、
上がりタイムに関しても
その年によってバラバラで
上がりタイムに関しては
スローになった場合、
34秒~35秒台になっていますが
前後半差フラットや前傾になった場合は
36秒台から37秒台まであります。

好走位置取りタイプを見ると、
これまたバラバラで
一定ではないのですが
特定の位置取りがまとまって走っているコトが多く
前だけで決着
あるいは後ろだけで決着
といった形になっているコトが多いようです。

ある程度
ペースと連動しているようにも見え
前後半差で明確にスローの時は
Cより前目で決着。
是後半差で見た時に流れている場合は
Cより後ろだけで決着。
といった印象でしょうか。

         


ラップ適性解析表

2021 有馬記念 ラップ適性一覧表
(出走各馬の血統、配合評価、ラップ適性総合評価、位置取り指数/タイプ、馬場適性、ラップ適性を表記しています。)

ラップ適性・詳解版

2021 有馬記念 ラップ適性一覧表 A・C詳解版
(ラップパターンを更に細かく展開分けしたモノです。)

ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ

今回、Monarch から提示されたパターンは5つでした。
まぁ長距離戦はこんなもんかなといった感じですね。

内部データに関しては、
細かい展開分けで評価が変わるA・Cパターンについて
詳解版を出してみました。

想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約31%
Bパターンが 約28%
Cパターンが 約20%
Dパターンが 約10%
Eパターンが 約 9%

となっています。

今回は、
見ての通り
A・B・Cの発現確率が少し高く、
特にA・Bが頭一つ抜けてはいますが、
それでもやや割れ気味ではあります。

なのでA・B
次いでCも優先しつつ
全体のバランスも見たいところです。

といったところを気に留めつつ
各馬を見ていくと

まず
全体のバランスが良いのは
ウインキートス
この馬はC以外が高評価となっています。

次に目につくのは
A・B・Cに印が入っている
モズベッロ
高確率パターンを網羅していて
Cパターン最上位評価となっています。

バランスで言えば
この次は
エフフォーリア
メロディーレーン
この2頭は
高確率のA・B両方に
高評価が入っていますが
スコアとしては
エフフォーリアの方が上。

他に
高確率パターンで
バランスが良いのは
パンサラッサぐらいで
この馬はBが無印ですが
A・Cで高評価となっています。

これ以降は
AかBのいずれかにのみ
印が入っている馬で、

Aが高評価なのが
クロノジェネシス
アカイイト

Bにスコアが入っているのは
ステラヴェローチェ
ユーキャンスマイル
アサマノイタズラ
ペルシアンナイト
タイトルホルダー

A・Bは無印ですが
Cパターン以降の印が最も安定しているのは
アリストテレス

ラップ適性で見るべきところがあるのは
ココまでで、

残りは全て
A・B・Cが無印の馬。

Dにのみ印があるのが
ディープボンド
シャドウディーヴァ

Eのみ高評価なのが
キセキ

といった形になっています。

   


ラップバランスチャート

2021 有馬記念 ラップバランスチャート
(出走各馬のラップバランスチャートとレースのラップバランスチャートを重ねて比較したものです。)

ラップバランスチャート一覧の意味や見方はコチラ

このレースは、
適合率の高さがある程度好走とリンクする面もありますが
近年は
青チャートよりも少し大きめの形状の馬が
好走するコトが多くなっています。
あとは、
ある程度、似通った形状の馬が集まりやすい傾向もあるので
差異が見出しづらい場合もあります。

その前提で
一応、適合率の高い順に見ていくと
まずは、
モズベッロ
この馬が頭一つ抜けています。

続く
ユーキャンスマイル
アサマノイタズラ
ディープボンド
アリストテレス
大した差はなく高評価。

タイトルホルダー
クロノジェネシス
アカイイト
メロディレーン辺りも
十分適合しています。

ウインキートス以降、
キセキ
ステラヴェローチェ
シャドウディーヴァ
エフフォーリア
パンサラッサ
ペルシアンナイト
といった感じに続きます。

また、
最初に書いた通り
適合率とは別で
最近は大きめの形状の馬の好走率が高く
その観点で見ると
微妙な塩梅で難しいのですが

人気と目される
クロノジェネシス
エフフォーリアを筆頭に

ペルシアンナイト
キセキ
シャドウディーヴァ
アカイイト
アリストテレス
ステラヴェローチェ
辺りは
それらしいような気がします。

             


馬場適性一覧表

2021 有馬記念 馬場適性一覧
(血統的な判断や実際の成績ではなく、あくまで数字上、計算上の指数であり、『高速馬場』・『時計のかかる馬場』のどちらでパフォーマンスを上げる可能性が高いかをソフトが示した一覧です。)

馬場適性一覧の意味や見方についてはコチラ

上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)

上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。

  


有馬記念(2021)総評

ラップ適性総合評価

ラップ適性総合評価の扱い方についてはコチラ

解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
モズベッロ
となりました。

次点の高評価馬は
エフフォーリア

アカイイト


以下

クロノジェネシス

アリストテレス
シャドウディーヴァ
メロディーレーン
ウインキートス
パンサラッサ

ステラヴェローチェ
ユーキャンスマイル
ディープボンド
ペルシアンナイト
アサマノイタズラ

タイトルホルダー

キセキ

といった順になります。

  


先週の回顧や最近の調子など

さて
先週は、2歳GⅠ2つめ
朝日杯フューチュリティステークス

ターコイズステークス

朝日杯はカタめでしたが
好走馬は
比較的適性高めの馬でした。

ただし、
適性上位で狙いを立てた穴馬は
軒並み凡走。
紹介した
位置取り指数と機動力の乖離値
なんかも…
全くでしたからねぇ。。

まぁ、
2歳戦でよく走る
ラップ適性で複数印を獲得している馬だった
ダノンスコーピオンが3着だったり
それらしい部分もありましたが
1~4番人気が1~4着だったのもあって…
特筆すべきコトはなかったような気がします。

それよりも
note で公開した特別戦から
3週連続3連単100万超えが…。。

それ以前の
飛騨ステークス
師走ステークスほどには
獲りやすい馬券ではなかったですが
ディセンバーステークスでは
300万馬券が…。。

獲った人の幸運というか
馬券力というか
恐ろしいですね。。

というか
開発者の私以上に
Monarch の情報を使うのが上手い人がいて…
毎週驚いていますw


さて、ご愛顧いただいている 公式LINE の配信ですが、
ご存じない方に説明しておきますと
基本的なコンテンツは、
週末(主に日曜日)に1回、タイムライン上に流れてくる
穴馬データ等の情報です。
登録時の挨拶以外に
コチラからメッセージ等が発信されるコトは恐らくありません。

たまに、bot かどうかを怪しまれる方がいらっしゃいますが
自動メッセージの返答は今のところ設定されていませんので
bot ではありません。
LINEの向こうには私ヨルゲンセンがおります。
仮に bot のような形で自動返信があったとしても
それは 公式LINEの仕様と言いますが
そういう設定が可能なシステムなので
bot だから怪しいというようなコトもありません。

LINEのタイムライン上に流れてくる情報に関しましては
Monarch が通常ブログで公開している解析情報とは、
別物になります。

ブログで公開しているモノが
基本となるメインコンテンツですが
実際の Monarch の全貌を考えれば
公開情報は膨大な総量の極一部であり
内容も、ラップ解析がベースです。
(ブログで全てを公開しないのは、
 秘匿しているのではなく
 情報量が膨大過ぎて分かりにくい
 &紹介しきれないだけですw)
一方のLINE配信では、
ココには書いていないデータ分析情報などを紹介しています。
最近は特に、ラップ解析だけでは拾いにくい穴馬を
データの観点からピックアップしています。

元々は、メッセージで一斉送信を行っていたのですが、
ありがたい話で急激に登録者が爆増した関係で
登録者が2500人を超えておりまして
もはや一斉送信を月に1回流すコトすら
できなくなりましたw
(公式LINEの仕様上の問題)

初めは、登録者が200人に到達した時点で、
もう新規登録は制限しようかと考えておったのですが
公式LINEには、皆さんと交流したり
ご質問やご意見、ご希望などを集める用途もありますんで
現状は新規加入には特に制限を設けず、
定期配信はタイムラインで行う形に変えて継続しております。

タイムライン上での配信になると
コレまでよりも情報が見づらくなる上に、
情報発信のタイミングも確認しづらくはなると思うのですが
なにぶん、無料で行っているモノですので
ご理解いただければ幸いです。

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2021.11.14 エリザベス女王杯 LINE配信馬・ステラリア
LINE配信例 11/14 エリザベス女王杯
第57回 中日新聞杯・LINE シゲルピンクダイヤ
LINE配信例 12/11 中日新聞杯

        


解析雑感や血統見解・データ等

さて、
年末にかけて連続するGⅠの
7週目。
いよいよ有馬記念

いや~
動画などでも語った通り
好きなレースですから
(そういう人は多いでしょうケドもw)
是非とも
綺麗にハマって欲しいところです。

ただ…

なんか…適性評価がねぇ。。

まぁ『ラップ』の観点ですし
Monarch の結論なんで
一定評価はすべきかと思うんですが、、

    

キセキとかタイトルホルダーとか
そんな適性低くなさそうだがなぁ。。
とw

まぁ、タイトルホルダーは分かる。
3歳馬なんでね。
キャリアの浅さで
評価が上がって来ないのも
Monarch の仕様上、理解できます。

しかし、
キセキがこの評価でエエのんか?w
キセキのキセキを期待しているとかじゃなくて
この馬
イメージとしては
グランプリが結構向いてる気がするんですケドねぇ。。

タイトルホルダー
菊花賞勝ち馬で
有馬記念にある程度繋がりそうですし。。

なんかピンと来ない気がします。

    

ディープボンドなんかもそうです。
有馬記念の適性が低そうには見えないんですケドねぇ。。
まぁ、Dパターン上位評価なんで
今回発現する可能性が高いラップに
繋がる気はするんですが
脚質的な部分が
マイナスに評価された感じでしょうか。

   

まぁ、上位の馬には納得できるんですケドね。
モズベッロ
エフフォーリア
アカイイト
クロノジェネシス
辺り。

しかしそっから下が…
難しいというか
Monarch の迷いが見てとれます;;

いかにも
一筋縄ではいかない感じがしますねぇw

色々なファクターを加味して
じっくり考えたいトコですね。。

    

まぁ、細かい見解については

最近のやり方にならって
note の方などに書きたいと思います。

あまり、
ココに書いても
見てる人は多く無さそうなのでw

     

っとまぁ、
有馬記念は
ガチガチも
大荒れもあるレースなんで…
穴目の台頭には期待しつつ
妥当なトコも狙っていきたいですね。

さて、どうなりますでしょうか。


有馬記念 マトリクス

ラップ適性マトリクス

ラップ適性マトリクスの見方についてはコチラ

2021 有馬記念 ラップ適性マトリクス
当該レースのラップ適性マトリクス

ハイブリッド指数一覧

ハイブリッド指数のランキング表が欲しいという希望が多数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
以下の表をご参照下さい。

簡単な形で出力しただけなので、
他に表記の仕方や見やすい形の希望などがありましたら
お気軽にご意見下さい。
可能な限り対応します。

2021 有馬記念 ハイブリッド指数
ラップ適性マトリクスに表示されている各馬の、ハイブリッド指数一覧です。

適性指数一覧

ハイブリッド指数のランキング表に加え、
適性指数も見たいという希望が複数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。

コレは、一見すると
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
公開するコトで、混乱を来す可能性が高くなるので
今まで出し渋っていましたが、
ラップ適性マトリクスをベースに予想したい方にとっては
この適性指数の並びも気になるというコトだったので
私個人としては気が進まないのですが
動画やブログの視聴者の希望を重視して
公開に踏み切りました。

適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。

要するに適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。

ちなみに
数値が飛び抜けているから どう とか
差が大きいから どう というようなコトは
あまり無いのではないかと思っております。

あとは、
もちろん競馬ですから
適性総合評価の方がハマるコトもあれば
適性指数の方が
実際の結果と連動しているように見えるコトもあるでしょう。

しかし、
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。

ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただいたら良いかと思います。

と言うか、
ココの情報は
皆さんの使い方次第ですので、
どんな意図があろうが
どういう形でこの情報を予想に組み込もうが
各自の自由なんですケドも。。

まぁ、
皆様、それぞれが
自分なりの参照の仕方で
ご利用下さっているようなので
私としては
それで十分なのですが。

とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。

2021 有馬記念 適性指数
ラップ適性マトリクスに表示されている各馬の 適性指数一覧です。

          

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2021.12/26(日)有馬記念、解析結果の未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はコチラ

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