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第39回(2021)ローズステークス 予想【AIラップ解析】

中京 芝2000m G2

ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。

今週のその他のレース情報

セントライト記念(2021)Monarch による解析結果はコチラ

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ローズS(2021)各種解析結果

位置取り指数ランク

(出走各馬の位置取り指数です。文字通り当該レースにおけるそれぞれの馬の位置取り(脚質)順をソフトが想定したものです。『指数』という言葉に釣られて、一般によくあるスピード指数などのいわゆる『強さ』の指標と勘違いされる方が非常に多いですが、全く違いますので注意。)

位置取り指数・位置取りタイプの意味や一覧の見方はコチラ

見ての通り、アンドヴァラナウトが位置取り指数トップですが、
補助値は競っていて3位。
位置取り指数の値も僅差なので、信頼度はかなり低い部類ですが
この馬が Monarch の想定位置取りタイプAとなります。

もしコレが前に出ないならば
次点の候補はもちろんストゥーティ
それ以下の馬達とは、指数にやや開きがあります。

位置取り指数の最大値と全体値から、
Monarch は
今回のペースがスローになる示唆を出しています。

  

ローズS∔愛知杯 過去ラップ一覧

簡易版

簡易版 (過去10年の当該レースにおける ペース、レース全体ラップ、3分割ラップなど)

詳細版

詳細版 (過去10年の当該レースにおける 好走各馬のラップバランス、ラスト5ハロンラップの解析など)

ローズS∔中京芝2000m重賞 過去ラップ一覧

簡易版

(過去10年の当該レースにおける ペース、レース全体ラップ、3分割ラップなど)

詳細版

(過去10年の当該レースにおける 好走各馬のラップバランス、ラスト5ハロンラップの解析など)

今回は、昨年と同じく中京芝2000mでの変則開催。
例年とは、競馬場だけでなく距離も違います。
悩ましい。。

一応、過去ラップは昨年のと、
開催時期が違う古馬戦ですが、
同条件の牝馬限定戦である愛知杯のモノを1つ。

あとは、近年の鳴尾記念・金鯱賞・中日新聞杯・きさらぎ賞(変則開催)など
中京芝200mで行われた重賞を集めたモノを出力してみました。

簡易版を見ると
ペースは今年の愛知杯以外全てスロー。
前後半差が4秒・5秒以上になる超スローまであります。
同条件開催である昨年のローズステークスもスロー。

レース上りタイムは、スローの時は概ね34秒台。
やや流れた時や馬場が渋った時は35秒以上かかる形になっています。

詳細版を見ると
昨年は位置取りタイプBの人気馬が勝利して、
2・3着は位置取りタイプDの2桁人気・大穴馬。

全体で見ると好走位置取りタイプやや後ろ優勢で、
超スローの時は、A・Bのいずれかから2頭が馬券になり、
それ以外の年では、C以下から2頭以上馬券になっているコトが多いようです。

                     


ラップ適性解析表

(出走各馬の血統、配合評価、ラップ適性総合評価、位置取り指数/タイプ、馬場適性、ラップ適性を表記しています。)

ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ

今回は、Monarch から8パターンも提示されてしまいました。
しかも、発現確率が優先順位通りになっていません。
コレが変則開催のなせる業です。。
更に、低確率のGパターンには、該当馬がいませんでした。

発現確率はそれぞれ、
Aパターンが 約18%
Bパターンが 約12%
Cパターンが 約13%
Dパターンが 約17%
Eパターンが 約16%
Fパターンが 約6%
G・Hは共に 5%以下

となっています。

今回は、
Monarch が想定したラップパターンが多い上に
発現確率がかなり割れています。
なので全体のバランスを見るのが良いですが、
それでも高確パターンは高確率ではあるので、
その点もある程度重視しなければなりません。

上位パターンを中心に、安定して印が入っているのは
タガノディアーナ

それ以外でA・B両パターンに印が入っているのは
アールドヴィーヴル

他に、上位パターン中心に印が目立つのは
スパークル

次いで、
ストゥーティ

他で、良好なのは、
アンドヴァラナウト・メイショウオニユリ

次いで、
エイシンヒテン・クールキャット・コーディアル

などが続きます。


ラップバランスチャート

(出走各馬のラップバランスチャートとレースのラップバランスチャートを重ねて比較したものです。)

ラップバランスチャート一覧の意味や見方はコチラ

今回のレースは、変則開催なので微妙な部分もありますが、
他のレース同様、適合率の高さがある程度好走率とリンクしそうではあります。
ただ、今回は適合率の高い馬が多いようです。

なお、去年の好走馬も比較的適合率が高かったですが、
大穴馬2頭は、
適合率が他よりやや見劣っても、
テンと上がりの形状は
青チャートに近くなっている形状でした。

適合率が抜けて高いのは、
タガノディアーナ・クールキャット

次いで
アールドヴィーヴル・メイショウオニユリ
プリュムドール・コーディアル

それらに続く
スパークル・アンドヴァラナウト
ストゥーティ・レアシャンパーニュ
辺りまでは、十分高い適合率を示しています。

タガノパッション以下も
悪くありません。

          


馬場適性一覧表

(血統的な判断や実際の成績ではなく、あくまで数字上、計算上、『高速馬場』・『時計のかかる馬場』のいずれに向くかをソフトが示した一覧です。)

馬場適性一覧の意味や見方についてはコチラ

上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)

  


ローズS(2021)総評


記事の最後に、
試験的にですが新たな視覚情報として【ラップ適性マトリクス】を公開しています。
実力・実績の要素を出来る限り排除した『ラップ適性総合評価』は、
穴馬を導き出すのには非常に有効ですが
結局どの馬を買えば良いのが分かりにくいので
能力的な評価を示す『ハイブリッド指数』を加え、散布図として出力しています。
気になる方はご覧下さい。
参考までに。

ラップ適性総合評価

ラップ適性総合評価の扱い方についてはコチラ

解析結果を総合すると
ソフトが最も適性を評価した馬は
タガノディアーナ
となりました。

次点の高評価馬は
スパークル
ストゥーティ

以下

メイショウオニユリ

アールドヴィーヴル
アンドヴァラナウト

コーディアル
エイシンヒテン
レアシャンパーニュ
クールキャット
プリュムドール

オヌール
エンスージアズム
タガノパッション

アイコンテーラー
イリマ

オパールムーン

といった順になります。

  


先週の回顧や最近の調子など

さて
先週は、
今回のローズステークスと同じ
秋華賞トライアルの紫苑ステークス
適性総合評価2位の
ミスフィガロが12番人気で3着激走。

セントウルステークスは、ガチガチの決着ながら
適性総合評価3位でハイブリッド指数ダントツ1位のレシステンシアが勝利し
適性総合評価が1位でハイブリッド指数が3位のクリノガウディーが3着。

京成杯オータムハンデでは、
適性総合評価の上位馬はイマイチ振るいませんでしたが
ラップ適性マトリクスの好位置に陣取っていたカテドラルが勝利。
この馬は、適性総合評価では、6位でしたが
マトリクスでの適性指数は2位でした。

さらには、
例の、
ラップ適性総合評価上位の馬が走らない時は
LINE配信馬が走るの法則で
コントラチェックが12番人気で見事2着激走。

ココ数週LINE配信馬が走らなかったのは、
Monarch の適性総合評価上位から、
穴馬が出ていたからだったのですねw


ご愛顧いただいている 公式LINE の配信ですが、
ご存じない方に説明しておきますと
内容としては、週末(日曜日)に1回、穴馬データや人気馬データ等が流れてくるだけのモノです。
ブログで公開している Monarch の解析情報は膨大な総量の一部であり
ラップ解析メインですが、
LINE配信では、
ココには書いていないデータなどを小出しにしています。
(ブログで全てを公開しないのは、秘匿しているのではなく情報量が膨大過ぎて紹介しきれないだけですw)

ありがたい話で急激に人が増えてきて
登録者が200人を超えたのですが…
実はコレは、もうキャパオーバーなんですよね。。w

無料の一斉配信を週4・5回こなすコト
既にができなくなりましたw
なので、もう、新規登録は制限…
と言いたいところなんですが、

公式LINEには、皆さんと交流したり
ご質問やご意見、ご希望などを集める用途もありますんで
現時点では新規加入には特に制限を設けず、
定期配信はタイムラインで行う形に変えていこうかと思っております。

そうなるとコレまでよりも情報が見づらくなる上に、
配信されたタイミングも確認しづらくはなると思うのですが
なにぶん、無料で行っているモノですので
ご理解いただければ幸いです。

  
LINE配信例 9/12 京成杯AH
LINE配信例 8/8 エルムS

        


解析雑感

さて、ローズステークス。
変則での中京開催は昨年と同じですが、
とは言え、例年とは競馬場も距離も違うというコトで…
もはや全く別物のレース。。
非常に扱いにくぅございます。。

しかし、何度も申し上げている通り、
今年 Monarch が100万馬券をはじき出しているのは
変則で中京開催となった重賞なので
解析の信頼度が低かろうと
めげずに頑張るしかないのです。。

解析結果に関してですが

登録段階からハッキリと分かる高評価だった
タガノディアーナが、
最終的な適性総合評価でも1位。

予想オッズの段階では、
7番人気ぐらい?で程良い穴なので
このまま人気を上げずにいってもらえればと思うております。
なお、ハイブリッド指数も悪くない模様。

スパークル
Aパターン最上位評価の馬。
チャートの適合率も高く、
マトリクスでも良い位置に陣取っています。
事前の予想オッズでは14番人気?で
相当人気がないので、
このままなら超絶ウマい気がしております。

ストゥーティは、アルテミスステークス
Monarch に1位指名されながら
11番人気でまさかの4着だったという
因縁のお手馬。

オカンのリラヴァティは、良い馬でした。
ローズステークス好走馬でもあります。
コースが違うケド。

メイショウオニユリは、
マトリクスを見るとハイブリッド指数がだいぶしんどいですが、
適性は上位で、その点については動画でも言及していた馬。
人気も、予想オッズ段階ではgmなので、
妙味は十分ですね。

アールドヴィーヴルは、
下馬評は1番で、予想オッズでもトップ。
ハイブリッド指数もトップで、
更には Monarch が評価する適性でも上位。

さらには、
過去10年の1番人気馬で
オークス5着以内だった馬は
【5.1.0.0】
という最強データに合致しそうで、
何とも… 万能感がスゴいですww

アンドヴァラナウトは、
Aパターン同率2番手で、Eにも印が入っているという
数少ない安定評価の馬。
注目は、ハイブリッド指数も結構高いという点。

コーディアルは、
Monarch の各種評価では
あと一歩感が物凄い馬w
ラップ適性もマトリクスも
もう一歩なんだよww
ただ、悪くはありませんし、
戦績の安定感は光っています。

エイシンヒテンは、
Aパターンで上位印が回っていますし、
悪く無さそうなんですが、
マトリクスでは、適性指数が低めの位置におります。
ただ、ハイブリッド指数は
高めの位置にいるので
コレも悪くはないですね。

レアシャンパーニュまで来ると、
適性の総合評価は下位になりますが
マトリクスの位置取りは悪くないんですよねぇ。。

クールキャット、プリュムドールは、
ラップ適性では評価がイマイチですが、
どちらもチャートの適合率は高い馬で
マトリクスの位置取りも悪くない印象です。

といった感じで、      

上位の馬は分かりやすく良いのですが、
中位の馬が競っていて、いずれも悪くなく
その点ではやや評価が難しくなっていますね。。

馬券圏内3枠のウチ
人気馬が獲るのは1枠だけにしといてもらって…
残り2枠を穴馬が占めるという
昨年みたいな決着になってくれんかなぁ。。
というのが、
個人的な願いですw

さて、どうなりますでしょうか。


ローズS マトリクス

名前の表示位置を、誤解しにくいように修正したモノです。※数値と点の位置は一切変わっていません。
縦軸が能力や調子をベースにした指数、横軸が適性をベースにした指数、つまり単純に考えれば右上にいくほど有力というコトになります。
※適性総合評価と適性指数は算出法が少し違います。そのため、適性指数は総合評価の順位通りに配置されないコトが多々あります。

          

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