ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※この動画はの登録段階のモノです。
基本的な解析結果に変わりはありませんが、
適性総合評価が出る前の情報ですので
その後、出走馬が変わったり、
その影響で必然的に全体の相対評価にも影響が現れる場合があります。
今週のその他のレース情報
キーンランドカップ（2021）Monarch による解析結果はコチラ
目次
新潟2歳S（2021）各種解析結果
位置取り指数ランク
見ての通り、タガノフィナーレが位置取り指数トップですが、さすが１戦こなしただけの馬が多い若駒戦で、補助値も含めた並びや数値が全く安定していません。
隊列想定は、基本的には位置取り指数準拠ですが、こういう形になった場合は、実際の隊列との開きが大きくなる可能性があります。
新潟２歳Ｓ 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
簡易版を見ると
ペースは基本スローですが、平均程度にまでなら流れている年が散見されます。
レース上りタイムには開きがあり、スローになった年は概ね33秒台で決着していますが、
平均程度まで流れた年は34～35秒台にのってきています。
詳細版を見ると
好走位置取りタイプは、全体的には後ろ寄りですが、近年はやや前寄り傾向が強まっているようです。
その近年でも、Ｃ・Ｄ辺りには注目。
Ａタイプの逃げ粘りがあったのは、近10年では2017年の１回のみです。
ラップ適性解析表
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回は、Monarch から４パターンが提示されました。
が、最も低確率のＤパターンは、印が入る馬が居なかったようなので削って出力しました。
発現確率は、
Ａパターンが 50％弱
Ｂパターンが 30％弱
Ｃパターンが 15％弱
となっています。
今回は、Ａパターンの発現確率がやや抜けているので、まずココには注目です。
Ｂパターンも発現確率は比較的高い部類で、この２つを合わせて80％近くなります。
高確率パターン（A）に上位印が入っているのは
アライバル・コムストックロード・オタルエバー・キミワクイーン。
Ａ・Ｂ両パターンに上位印が入っているのは、コムストックロードのみ。
残りの馬達は、ＢとＣで印を分け合っています。
ちなみに昨年は、1・2・3番人気で決着しましたが、全て
ラップバランスチャート
このレースは、一応、適合率の高さがある程度好走率とリンクはしますが、
なんせキャリア１戦の馬がほとんどになる２歳戦なので、みんな好き放題の形状をしており、
なかなか安定はしません。
一応、適合率が特に高い馬は、見ての通りで
オタルエバー・タガノフィナーレ。
次点としては
コムストックロード・クレイドル
辺りが挙げられます。
また、スタニングローズやアライバルのような形状の馬も走ったりします。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
（ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。）
新潟２歳ステークス（2021）総評
※
記事の最後に、
試験的にですが新たな視覚情報として【ラップ適性マトリクス】を公開しています。
実力・実績の要素を出来る限り排除した『ラップ適性総合評価』は、
穴馬を導き出すのには非常に有効ですが
結局どの馬を買えば良いのが分かりにくいので
能力的な評価を示す『ハイブリッド指数』を加え、散布図として出力しています。
気になる方はご覧下さい。
参考までに。
ラップ適性総合評価
解析結果を総合すると
ソフトが最も適性を評価した馬は
コムストックロード
となりました。
次点の高評価馬は
アライバル
オタルエバー
以下
キミワクイーン
クレイドル
クラウンドマジック
スタニングローズ
サイード
グランドライン
ウインピクシス
タガノフィナーレ
セリフォス
といった順になります。
先週・前日回顧など
さて驚異の６週連続指名爆穴激走が止まり
流石に７週連続とはいかなかった Monarch 。
まぁ基本は穴馬を指名してくれるソフトなので
荒れなければそうなります。
札幌記念の方は、
適性総合評価１番手のマイネルウィルトスが13頭立て11番人気で４着まで来てくれましたが
４着ではアカンねや。。
まぁ高評価の２桁人気が３・４着争い ってのは
Monarch の定位置ではありますよｗ
ちなみに、動画でも言いましたが
馬券になった３頭は全て、
週頭の登録段階で、ラップバランスチャートが好走確率の高い形状だと言及した馬でした。
ペルシアンナイトは８番人気で頑張ってくれましたが…
２着に残せなかったのが痛かったですねぇ。。
ちなみに LINEの配信馬はユーキャンスマイルでした。
#札幌記念#ペルシアンナイト が２着を死守できず
— ヨルゲンセン＠競馬AI_Monarch (@Dimenticaci) August 26, 2021
連がガチガチに…。。#ラップ解析ソフトMonarch は
ラップバランスチャート高評価の３頭が
全て馬券になるという会心のハマり方を見せたものの
適性総合評価１位の#マイネルウィルトス が11番人気4着で
無念…
#ヨルゲンセン馬券#競馬AI pic.twitter.com/P8EjObDP9M
ご愛顧いただいている LINEの配信ですが、
ご存じない方に説明しておきますと
内容としては、週末に１回、穴馬データや人気馬データ等が流れてくるだけのモノです。
ブログで公開している Monarch の解析情報は膨大な総量の一部なので
ココには書いていないデータなどを小出しにしています。
（ブログで全てを公開しないのは、秘匿しているのではなく情報量が膨大過ぎて紹介しきれないだけですｗ）
ありがたい話で徐々に人が増えてきているのですが、少々問題もありまして…
あまり人が増えすぎると、通常通りの配信ができなくなる可能性があります。
なので、今後さらに人が増加した場合は、新規登録を制限するかも知れません。
情報を出し惜しみたいのではなく、、
無料でメッセージ配信できる人数が限られているので
１ヶ月に４・５回の配信が全員に対して出来なくなりそうになった時は、
新規の友達追加を制限するコトになると思われます。
まぁ、まだ大丈夫だとは思うんですがね。
気になる方は、そうなる前に登録しておいていただければと思います。
解析雑感
さて、新潟２歳ステークス。
殆どの馬がキャリア１戦になる若駒戦なので、
当然 Monarch の信頼度は落ちるレースですが
いつも言ってる通り、そこを気にしたら負けですｗ
情報が少ないというのは、みんな一緒ですんでね。
Monarch だけが持っている情報量で劣っているワケではありません。
解析結果に関してですが
最上位評価の
コムストックロードは、
どうやらあまり人気がなさそうです。
ちなみに、この馬が評価されている部分は
前走のレースではないようです。
Monarch 的には
新馬と未勝利の走りが今回に繋がると見ているようですね。
次点の２頭はいずれもそれなりに人気しそうで
特にアライバルは1番人気なんでしょうか。
下にあるマトリクスを見ると
ハイブリッド指数の方がさほど高くないようですが。
ハイブリッド指数を見るとオタルエバーの方が良さげですね。
適性をあまり評価されていない馬の中では
タガノフィナーレのハイブリッド指数が高めになっています。
キミワクイーンは適性総合評価を見ると上位ですが
マトリクスを見ると評価は低いようですねぇ。。
下位の馬も上位の馬から大きく離されているとは言えず
あらゆるファクターをよくよく注視した方が良さそうです。
セリフォスは人気が示す通りハイブリッド指数が高めですが、
クレイドルの方は適性総合評は高めながら
マトリクスを見ると…イマイチ パッとしません。
その辺がどうでるかどうか…
新潟２歳ステークスは、
馬券購入初年度に
10万馬券を初めて獲った
思い入れの強いレース。
爆穴激走は一旦ストップしましたが
Monarch の調子自体はそう悪くありませんので
引き続き期待はしたいところです。
さて、どうなりますでしょうか。
新潟2歳S マトリクス
※適性総合評価と適性指数は算出法が少し違います。そのため、適性指数は総合評価の順位通りに配置されないコトが多々あります。
キーンランドカップ（2021）Monarch による解析結果はコチラ
