解析結果まとめ
以下は予想段階の情報になります。
※動画は登録段階の情報です。
ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
2022.2/13(日)共同通信杯の解析結果のブログ未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はnoteで公開されています。
クイーンC(2022)Monarch による解析結果はコチラ
目次
共同通信杯(2022)各種解析結果
※
エイシンシュトルムは
地方での戦績しかないので
解析不能です。
位置取り指数ランク
このレースは、
位置取り指数や想定位置取りタイプでは
あまり好走馬の絞り込みができません。
まぁ、
Bタイプより前(BかA)が必ず馬券になっている
とか
後ろ想定(EかD)の馬が必ず馬券になっている
というコトは言えるのですが
他の重賞でもよくあるフツーのコトなので、、
特筆すべき程のコトはありません。
とにかく、
特定の位置取りの馬だけで決まる
というコトはあまりない
というコトは言えそうです。
もう少し役立ちそうな数値でいうと
位置取り指数と機動力を合わせた
『抽出機動力』という値を見た際に
過去5年中3回で1位の馬が馬券になっています。
1位が来ず、比較的下位の馬で決まった年でも
3位の馬が馬券になっているので
『3位以内の馬』というコトにすれば
好走数 6/15頭で、毎年必ず馬券になっている
というコトになります。
ちなみに6位以内
というコトであれば12/15頭。
比較的広範にカバーできそうですね。
あとは
近走機動力平均
抽出機動力
共に3位以内の馬
という視点で見ても必ず好走馬がいて
該当馬12頭のウチ6頭が好走。
なので複勝率が丁度50%となります。
登録段階では、
メイショウラナキラ
セイウンプラチナ
レッドモンレーヴ
でしたが
2頭消えたので
繰り上がって
レッドモンレーヴ
ビーアストニッシド
ダノンスコーピオン
となり、
4~6位も
ダノンベルーガ
アバンチュリエ
ジュンブロッサム
というコトになります。
なので、
例年の傾向通りなら
ココまでで
だいたい2頭ぐらいは来る
というコトですね。
共同通信杯 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ラップ適性解析表
ラップ適性・詳解版
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは3つでした。
1800mですが、マイルっぽい感じになってますかね~。
内部データに関しては、
細かい展開分けで評価が変わるA・Bパターンについて
詳解版を出しています。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約40%
Bパターンが 約37%
Cパターンが 約21%
となっています。
このレースでは
ラップ適性スコアが高い馬も当然走りますが
若駒戦なだけあって
完全ノースコアの馬も、走ってきます。
また、
若駒戦で注目の
複数印獲得馬も
例年走ってきていますが
2018年なんかは
3頭いて、全て馬券にならず…
なんてコトもあるので
絶対的な要件ではありません。
過去5年の好走数で言えば
該当馬9頭のウチ3頭が好走
なので、
好走率としては3割強程度。
悪くはないケド良くもない
といった感じでしょうか。
一応、登録段階の該当馬は7頭いましたが
1頭だけ消えて
アバンチュリエ
サンストックトン
ジュンブロッサム
ダノンスコーピオン
ビーアストニッシド
表層上は分かりにくいですが
詳解版を見れば分かる通り、
アケルナルスターも該当馬というコトになります。
まぁ、これだけ多ければ、、
好走馬が出てもおかしくはありませんかねw
ラップバランスチャート
このレースは、
若駒戦なので多少好き放題な形状の馬もいますし
そういった馬が好走する場合もあります。
ただ、例年
適合率の高い馬が必ず好走はしていますし
見るべきところはありそうです。
具体的には
まず、2021年以外
チャートの適合率が1位の馬が好走しています。
例外の2021年も2位の馬が馬券になっていました。
4位以内というコトにすれば
必ず2頭好走していて 好走数は10/15頭。
6位以内というコトにすれば 14/15頭。
かなりカバーできている印象です。
ただまぁ、例年出走頭数が少ないので、、
想定評価(順位で見るコト)は
あまりアテにならない気もするんですがねw
というワケで
適合値でも見ると
90以上の馬がいる時は
必ず好走馬が出ています。
好走数としては 2/4頭。
70以上の馬というコトにすると
毎年該当馬がいて、毎年好走しています。
該当馬12頭中、7頭が走っているので
複勝率としても60%近くあります。
適合率順の上位は
登録段階と変わらず
アバンチュリエ
ビーアストニッシド
ダノンスコーピオン
ダノンベルーガ
ジュンブロッサム
サンストックトン
ココまでで6位以内というコトになりますね。
今回、適合値が90を超えている馬はおらず
70を超えている馬は
上記の5位
ジュンブロッサムまで。
数値で見ても
例年の傾向通りならば
ココまでで必ず好走馬が出る
というコトになります。
更にもう1点。
チャートの形状としては
上がりのポイントが
できる限り青チャートに近くなっている馬が
好走しやすい傾向にあります。
上がりのポイントが大きさが
1位か2位の馬が、
必ず好走しています。
好走数としては 7/15頭。
コレを
4位以内というコトにすれば
好走数 9/15頭。
6位以内というコトにすれば
好走数 14/15頭
非該当馬は
前走が不良の新馬戦で
戦績がその1戦だけだった
2018年のサトノソルタスのみ。
コレを数値で言うと
青チャートと赤チャートの
上がりの差が7ポイント以下の馬が
好走数 6/15頭。
11ポイント以下は 好走数 11/15頭。
16ポイント以下で 好走数 14/15頭。
該当する出走メンバーは
登録段階と変わらず
ダノンベルーガ
アサヒ
が1位・2位で
ポイントはそれぞれ
0.0
2.9
3位・4位は
ダノンスコーピオン
アケルナルスターで
ココもまだ7ポイント以下。
5位のアバンチュリエまでが
7ポイント以下で
6位が
レッドモンレーヴ。
11ポイント以下なのは
ビーアストニッシドまで。
16ポイント以下となると
ジオグリフ
サンストックトン
ジュンブロッサムというコトなので
殆どの馬が該当してしまいます。
非該当は
解析不能のエイシンシュトルムのみ。
というコトですね;;
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
その他・特注項目1
このレースは、過去5年、
前走の高機動高変速値が1位の馬が
必ず馬券になっています。
コレを3位以内というコトにすれば
好走数は 7/15頭。
更に、6位以内というコトにすれば
好走数は 13/15頭。
近走のランキングで見ると
1位の馬が2021年以外は馬券になっていて
その、例外の2021年も
1位とほぼ同率の2位馬が馬券になっていました。
何度も言うように
相対評価で見ると
今年の出走馬が多かった場合に
例外の好走馬が多くでる可能性があるのと
登録段階と出馬確定後で該当馬が変わる可能性があるので
実数でも見ておきたいと思います。
前走・前々走の両方の値が30を超えている馬
コレは該当馬が存在しなかった2017・2020年以外で必ず好走していて
好走数は該当馬4頭中3頭。
なので複勝率は丁度75%あります。
前走・前々走のいずれかが30超えの馬
というコトにすると
好走数 14/15頭なので
殆どの馬がカバーされます。
もちろん該当馬も増えますが
それでも複勝率は50%程度あります。
過去5年の中での非該当馬は
2020年のダーリントンホール。
今年の登録メンバーでは
前走1位・近走1位が同じで
レッドモンレーヴ。
この馬が
例年必ず好走している条件に合致しています。
更にこの馬は
前走・前々走共に30を超えている唯一の馬にもなりますね。
次に
前走の値が2・3位なのは
ダノンベルーガ
ビーアストニッシド。
6位以内の馬は
アサヒ
ジュンブロッサム
ダノンスコーピオン
ココまでは全て
『いずれかが30以上』には合致しています。
それ以外に
いずれかが30以上となっている馬は
サンストックトン
該当馬は増えますが
例年の好走馬は
だいたいこの範囲内に収まっているコトが多いです。
その他・特注項目2
高機動高変速値については
上で語った通りですが
変速率だけを取り出してみても
一定は傾向が見えます。
まず前走の値が1位の馬が必ず好走。
なので該当馬が過去5年5頭いて全て好走
というコトですね。
コレを3位以内というコトにすれば
好走数は 9/15頭。
6位以内というコトにすれば
13/15頭
というコトになります。
また、近走平均の方で見ると
2位以内の馬が必ず好走していて
好走数は 該当馬10頭中6頭。
コレを4位以内というコトにすれば
好走数は 9/15頭。
6位以内というコトにすれば
好走数は 14/15頭。
例年の好走馬はだいたいカバーされます。
まぁ何度も言うように
出走頭数が少ないからこうなる
というのはあるんですが。
とにかく
の該当馬は
前走の値1位が
登録段階同様に
ダノンベルーガ。
この馬は近2走平均でも1位。
前走値が2・3位は
アサヒ
レッドモンレーヴ。
前走値が6位以内なのは
サンストックトン
アバンチュリエ
アケルナルスター。
で
アバンチュリエ以外は
近走平均も6位以内に入っています。
近2走ランキングで
他に6位以内なのは
ジュンブロッサム。
全てをカバーできるワケではありませんが
例年、好走馬の多くが
この範囲から出ているコトになります。
共同通信杯(2022)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
ダノンベルーガ
となりました。
次点の高評価馬は
レッドモンレーヴ
アバンチュリエ
以下
ダノンスコーピオン
ビーアストニッシド
アサヒ
ジュンブロッサム
サンストックトン
アケルナルスター
ジオグリフ
エイシンシュトルム
(地方のみの戦績のため解析不能)
といった順になります。
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
土曜の重賞・クイーンCは
恐ろしいまでにガチガチの決着でしたが、、
日曜日に2重賞には、もうチョット何とかして欲しいところ。
コチラの共同通信杯に関しては
頭数が落ち着いてしまったので
そういう意味では配当妙味も薄れますが
最近は少頭数のレースの方が荒れてたりもしますし
解析上は、割と傾向がハッキリ出ているので
そういう意味では
期待を掛けたくはなりますかねw
動画でお見せした検証データの
最終的な結果やその他情報をのまとめ、
LINE配信馬の基になっている自動データ印や
調教適性評価などは
必要な方はご覧ください。
とりあえず
解析結果から言えば
ダノンベルーガに
来てもらえればイイんですが
ダノンスコーピオン
ジオグリフが
ストレートに馬券になると…
配当的には結構ツラいですね;;
なので
せめてどちらかには飛んでもらって、、
もちろん、
解析上は
ジオグリフの方に遠慮してもらう
というのが
スッキリするんですが、、
どんなもんでしょうかねw
あとは
レッドモンレーヴ
アバンチュリエ
辺りが来てくれれば
Monarch 的にもスッキリするし
配当的にもそれなりだろう
と。
まず、当てたい
というのはあるんですが
やっぱり、配当妙味は欲しいですからねぇw
さて、どうなりますでしょうか。
共同通信杯 マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数・適性指数一覧
ラップ適性マトリクスの縦軸の値であるハイブリッド指数のランキング表です。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
左側の表をご参照下さい。
右側の適性指数のランキングも
希望が複数ありましたので、
現在は公開しておりますが
本来は、
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
混乱を来す可能性が高くなるので
公開は渋っておりました。
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただっても良いかと思います。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
簡単に言えば
マトリクスの適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
まぁ、競馬なので…
適性指数の方がハマるコトもあれば
適性総合評価の並びの方がそれらしいコトもあるとは思いますが。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
今週のその他のレース情報
2022.2/13(日)共同通信杯の解析結果のブログ未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はnoteで公開されています。
クイーンC(2022)Monarch による解析結果はコチラ