解析結果まとめ
以下は予想段階の情報になります。
※動画は登録段階の情報です。
ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
2022.1/23(日)AJCCの解析結果のブログ未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はnoteで公開
東海S(2022)Monarch による解析結果はコチラ(登録段階)
目次
AJCC(2022)各種解析結果
位置取り指数ランク
ココでまず注目したいのは
例年、
位置取り指数8以上の馬が1頭以上馬券になっているという点。
過去5年では
好走馬7/15頭
路盤改修後の7年では10/21頭。
なので、好走馬の約半数がコレに該当しています。
また、機動力についても
12以上の馬が毎年馬券になっており
好走馬は8/15頭。
路盤改修後7年では12/21頭。
機動力7以上の馬は
過去5年 14/15頭
過去7年 19/21頭
機動力4以上だと
過去5年 15/15頭
過去7年 20/21頭
となっています。
機動力4以下で馬券になったのは
2016年3着のショウナンバッハのみで
この馬は位置取り指数・機動力共に
かなり低い馬でしたが
変速率が2位と僅差の3位で
末脚に賭けるというバランスの馬でした。
更には
位置取り指数8以上
機動力12以上の両方の条件をクリアしていた馬は
2019年以外の6年で馬券になっており
好走数は 9/21頭。
ちなみに
機動力条件を緩めて
7以上、4以上としても
10/21頭で
さほど変わりません。
で
問題の今年のメンバーですが
位置取り指数8以上の馬は
スマイル
ダンビュライト
ボッケリーニ
ポタジェ。
機動力が12以上の馬は
上記4頭も該当していて
それに加えて
アンティシペイト。
機動力7以上は
オーソクレース
キングオブコージ
ソッサスブレイ。
で
丁度微妙な数値なのが
3.5のラストドラフト。
この馬はこのレースの好走歴もありますし
後述する通り
他の好走要件には多数合致しているので
Monarch 的には好走馬の有力候補です。
先に例を出したショウナンバッハと同様に
変速率が高く、登録メンバー中トップ。
なので
好走する側に入れても問題なさそうな気はします。
というワケで
前述の通り
過去5年は
この条件に当てはまる馬だけで
好走馬14/15頭になります。
というコトは
コレに該当しない馬達は
消し条件に該当してしまっている
というコトになりますね。。
アサマノイタズラ
エヒト
クレッシェンドラヴ
マイネルファンロン
(キャッスルトップは解析不能)
アサマノイタズラなんかは
中山の非根幹距離という
得意と思われる条件なので
個人的には買いたい思いもありますし
予想オッズでは一定人気もしているようなのですが、
変速率は何とも微妙な値で6位。
悪くはないケドも
機動力の低さを跳ねのける程の数値かどうかは分からず
マイナスデータを払拭できる程の裏付けと言えるかどうかは
かなり微妙な印象です。
AJCC 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ペースは割とバラバラですが
基本はスロー寄りで
極端に緩んだ年も散見されます。
好走位置取りタイプは
C・Dが目立ち、次いでB。
前目から中団ぐらいのイメージで
AやEなどの
極端な位置からの好走は
極端に少なくなっています。
ラップ適性解析表
ラップ適性・詳解版
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは8つでした。
変則開催でないのにこの数は、かなり多いですね。。;;
内部データに関しては、
細かい展開分けで評価が変わるA・Cパターンについて
詳解版を出してみました。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約20%
Bパターンが 約17%
Cパターンが 約15%
Dパターンが 約11%
Eパターンが 約10%
Fパターンが 約 9%
Gパターンが 約 8%
Hパターンが 約 7%
となっています。
このレースは
ラップ適性スコアの高い馬が走るコトもありますし
印のが数が多い馬が走るコトもありますが
そういう馬が特別優勢とは言えない傾向があります。
逆に近年好走が多いのは
スコアを獲得しているパターンが4つ以下の馬。
5パターン以上でスコアを獲得していて好走したのは
過去5年では2018年3着のマイネルミラノのみ。
(6パターン該当)
路盤改修以降7年では
2015年の
1着クリールカイザー
3着エアソミュール
になります。
高齢の人気薄が該当している場合も多いですが
それなりに人気しているのに飛んだという例もあります。
今年の該当馬は
3頭で、
クレッシェンドラヴ
ダンビュライト
マイネルファンロン。
逆にスコア獲得が少ない馬では
2パターンでも好走していますが
1パターン以下の馬は
そもそも過去に該当馬がいません;;
キャッスルトップは
地方の成績のみで解析不能なのでゼロ。
オーソクレースは
1パターンでのみスコアを獲得していて
こういう馬は好走が無いですが
そもそも該当していた馬がいないので
評価のしようがないとも言えます。
特に最近は
スコア獲得パターンが少ない方が
好走数が多い印象なので
むしろプラスの可能性もあります。
今年2パターンでスコアを獲得しているのは
ソッサスブレイのみ。
3パターン該当馬は
アサマノイタズラ
エヒト
ラストドラフト。
4パターン該当馬は
アンティシペイト
キングオブコージ
スマイル
ボッケリーニ
ポタジェ。
となっています。
ラップバランスチャート
このレースは、
他の古馬戦と同様に、
ある程度似通った形状の馬が集まりやすくはあるのですが
好走馬の形状に多少の傾向は見られます。
ある程度、適合率の高い馬も走りますが
それよりは形状に注目する方が良いかも知れません。
問題の形状ですが、
よくある、上がりに伸びている馬。
更には、
テンの部分も少し大きく、中盤の部分が少し小さい馬が
最も好走数が多くなっています。
例年、該当馬が多くはあるのですが
過去5年で11/15頭が好走し
毎年2頭以上馬券になっています。
ちなみに
路盤改修以降の7年では14/21頭。
また、
上がりの+値、中盤の-値、テンの+値の合算で
18ポイントを超える馬が
例年、該当数は少ないものの
毎年1頭は馬券になっています。
今回、
好走形状に該当している馬は
オーソクレース
キングオブコージ
ダンビュライト
マイネルファンロン
ラストドラフトで
今年はかなり少なくなっていますが
例年通りならば
ココから2頭は好走馬が出る
というコトですね。
条件を緩和する
(テンの条件を外す)と
アンティシペイト
スマイルまで。
※
例年に当てはめると
好走馬は2頭増えて
13/15頭
この中で
第2条件に当てはまってるのは
ダンビュライトのみ。
路盤改修以降の過去7年、
必ず1頭は馬券になっていますが
該当馬が1頭しかいなかった年はなく
少ない年でも昨年の2頭。
該当馬が1頭のみで
キッチリ馬券になってくれるかどうか…。。
というふうに
動画では語っていたのですが
一応、 キングオブコージも17.99 で
ほぼ合致しているので
該当馬はこの2頭
というコトで考えて良いかも知れません。
ラップ適性一覧では
スコア獲得が多いので例年の傾向からすれば
やや好走率が低い方に該当してしまっていはいますが
人気薄になりそうなので
好走したコトもある条件ですし
期待したいところではあります。
最後にもう1つ
このラップバランスチャートの上がりの値と
馬場適性の所で紹介する『変速率』の値が
共に一定以上になっている馬が
これまた例年1頭以上必ず好走しているのですが
それに該当しているのは
ラストドラフト
になります。
で、これがまた…
例年は該当馬が2・3頭いるんですよねぇ。。
なのに今回はこの馬だけ。
絞り込みやすくて良いと言えば良いんですが
1頭だけだと
心配な気もして、
何とも言えない心持ちですw
先程のダンビュライト含めて
(まぁそちらに関してはキングオブコージもですが)
まさか両方共に1頭だけとは。。w
まぁ注目したいとは思っておりますが。
例年の傾向通り上手くいってくれるでしょうか。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
このレースは
馬場適性が上位4位以内で
ブログ未公開の内部データの
『変速率』という値も4位以内になっている馬が
毎年必ず馬券になっています。
※
路盤改修以降で該当馬が1頭もいなかった2015年以外
この条件に関しては
例年、該当馬は少なく
多い年でも3頭
少ない年は2頭となっています。
(2015年のみ0頭)
今年の該当馬は
キングオブコージ
ラストドラフト。
この2頭は、
前述のラップバランスチャートでも
好走形状にも合致していた馬だったので
解析結果からはどちらかが馬券になる
という期待が持てそうです。
ちなみに
過去5年で該当馬は14頭いて
6頭が好走。
馬場適性と変速率の両方が2位以内の馬
というふうに条件を厳しくすると
該当馬が5頭いて2頭好走。
いずれも複勝率としては40%超といったところですね。
今年の該当馬は
キングオブコージが
4位・4位
ラストドラフトが
1位・1位
となっています。
なので
ラストドラフトの方が
厳しい方の条件をクリアしているコトになります。
AJCC(2022)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
ラストドラフト
となりました。
次点の高評価馬は
ダンビュライト
キングオブコージ
以下
オーソクレース
スマイル
ポタジェ
アンティシペイト
ボッケリーニ
マイネルファンロン
エヒト
クレッシェンドラヴ
アサマノイタズラ
ソッサスブレイ
キャッスルトップ
(地方のみの戦績で解析不能)
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
#ヨルゲンセン馬券#競馬AI#競馬AI_Monarch#ラップ解析ソフトMonarch#京成杯#オニャンコポン は
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch(上半期回収率709%) (@Dimenticaci) January 16, 2022
動画やブログ等で紹介した
勝利要件合致の数少ない1頭#ロジハービン も好走要件該当馬#機動力平均 2位以内馬が例年好走も
今年は3位馬…
順位に固執はイカンね。。
ただまぁ
概ね傾向通り。 pic.twitter.com/vdKVq0wYBM
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
今週は
日曜日に2重賞。
AJCCに関しては
動画でも検証データを出しましたんで
その点に注目して下さっている方は
結構いらっしゃるかも知れません。
動画でお見せした検証データの一部や
その辺のデータをまとめたモノ
重賞の見解などは
いつも通り noteの方で公開します。
自動データ印や調教適性など
その他のブログ未公開データもありますので
必要な方はご覧ください。
さて、
解析結果についてですが
動画で語った通りです。
項目ごとに確認すれば
ラストドラフトが良好。
ただし、
例年に比べると
数値化した適性評価は低め。
それ以外では
ダンビュライトなんですが
動画では
ダンビュライトのみが該当しているといったデータで
実はキングオブコージもほぼ条件をクリアしていたので
(17.99でギリギリ足らなかったんですが)
この馬も、該当馬としてカウントしても良さそうです。
となると
まぁまずこの3頭ですかね。
Monarch 的には。
あとは
人気と思しきオーソクレースも
悪くないので
カタく収まるやも知れませんねぇ~。。
といった感じで…
検証は結構洗練された感じがあるんですが、、
競馬って、
あまり絞り込め過ぎても
その通りにはいかないもんなんで…
その辺は
難しいところです。
さて、どうなりますでしょうか。
AJCC マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数・適性指数一覧
ラップ適性マトリクスの縦軸の値であるハイブリッド指数のランキング表です。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
左側の表をご参照下さい。
右側の適性指数のランキングも
希望が複数ありましたので、
現在は公開しておりますが
本来は、
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
混乱を来す可能性が高くなるので
公開は渋っておりました。
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただっても良いかと思います。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
簡単に言えば
マトリクスの適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
まぁ、競馬なので…
適性指数の方がハマるコトもあれば
適性総合評価の並びの方がそれらしいコトもあるとは思いますが。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
今週のその他のレース情報
2022.1/23(日)AJCCの解析結果のブログ未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はnoteで公開