解析結果まとめ
以下は予想段階の情報になります。
ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
2022.1/23(日)東海Sの解析結果のブログ未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はnoteで公開
目次
東海S(2022)各種解析結果
位置取り指数ランク
このレースは
過去5年、機動力が10未満の馬が
1頭も馬券になっていません。
該当馬が少ない時もありますが
今年は多いですね。。
シャイニービーム
ブラックアーメット
プリティーチャンス
デュードヴァン
ケンシンコウ
ハヤヤッコ
カデナ
上記の馬達は
近年の傾向通りに綺麗に決まるならば
全て消えてしまうコトになります。
逆に(当たり前ですが)、
近5年で馬券になった馬は全て
機動力10以上の馬。
更には
機動力15以上の馬が
毎年ほぼ2頭馬券になっています。
(10/15頭)
該当馬は上記の一覧の通りですが
機動力15以上の馬は
アイオライト
サンライズホープ
イッツクール
ブルベアイリーデ
スワーヴアラミス
オーヴェルニュ
なので
近年の傾向通りならば
上記6頭の中から
好走馬が2頭以上出て、
上の6頭以外で機動力10以上の
グレートタイム
ミヤジコクオウ
スマッシャー
ゲンパチルシファー。
ココまでに
好走馬が全て入っている
というコトになります。
東海S 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ラップ適性解析表
ラップ適性・詳解版
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは4つでした。
多くも少なくもなくといった感じでしょうか。
内部データに関しては、
細かい展開分けで評価が変わるA・Bパターンについて
詳解版を出してみました。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約39%
Bパターンが 約29%
Cパターンが 約22%
Dパターンが 約13%
となっています。
このレースは
ある程度ラップ適性スコアの高い馬が走るコトもあり
それなりにラップ適性評価が信頼できるレースではあります。
昨年は勝ち馬のオーヴェルニュがスコア1位でしたし
2着のアナザートゥルースは3位。
まぁ、逆に
それだけで決まるワケでもないんですが
他の項目も参考にしつつ
注目する価値はありそうです。
ラップバランスチャート
このレースは、
他の古馬戦と同様に、
ある程度似通った形状の馬が集まりやすくはあるのですが
好走馬の形状に多少の傾向は見られます。
まず、このレースは
適合率の高い馬が走りやすい傾向があります。
というか
もしかしたら
適合率の低い馬は走らない
といった方が良いかも知れません。
適合率の順番に並べた時に
下位になっている馬も走るのですが
適合値が低い馬はあまり走りません。
具体的には
過去5年で65以下の馬は
1頭も馬券になっていません。
年によれば
適合値が65を超える馬が殆ど
となっている回もあるのですが
今年はそこまで多くありません。
また60台の馬とて
2019年に2・3着が揃って60台後半だった
というだけで
それ以外の年の好走馬は
全て70以上となっています。
今の出走馬で該当しているのは
スワーヴアラミス
シャイニービーム
サンライズホープ
オーヴェルニュ
ケンシンコウ
ハヤヤッコ
ゲンパチルシファー
プリティーチャンス。
おおめに見れば
グレートタイムまで。
また、
チャートの適合率が
比較的低めの馬で好走している場合は
テンの部分が上に伸び、
中盤の部分が中に窪んでいる形状の馬が多くなっています。
まぁ、該当馬も多いんですが。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
で
このレースの傾向としては
馬場適性の数値が
20~25台の馬の好走数が抜けて多くなっています。
かなり狭いスポットですが
もう少し範囲を広げて
18~30
というコトにすると
該当している馬の好走が
過去5年で13/15頭。
この数ですから、当然
毎年この数値の範囲内の馬が
必ず2頭以上馬券になっています。
例外の馬は
7.2 と 42.4
なので
7以下の馬や
45を超えるような馬は
過去5年で1頭も馬券になっていない
というコトになります。
なので、
最も好走数が多いスポットにいるのは
スマッシャー
デュードヴァン
スワーヴアラミス
オーヴェルニュ
好走数はかなり少ないですが
一応、好走例がある範囲内だと
ブルベアイリーデ
ハヤヤッコ
グレートタイム
サンライズホープ
アイオライト
ケンシンコウ
ゲンパチルシファー
プリティーチャンス。
というコトになります。
まぁ多いのは多いのですが
最も好走数が多いスポットに該当している馬は少ないですし
機動力が低すぎる馬や
チャートの適合率が低すぎる馬を削っていくと
かなりスッキリしそうですかね。
東海S(2022)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
オーヴェルニュ
となりました。
次点の高評価馬は
スワーヴアラミス
サンライズホープ
以下
ゲンパチルシファー
グレートタイム
スマッシャー
ブルベアイリーデ
アイオライト
イッツクール
ミヤジコクオウ
シャイニービーム
プリティーチャンス
ケンシンコウ
ハヤヤッコ
デュードヴァン
カデナ
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
#ヨルゲンセン馬券#競馬AI#競馬AI_Monarch#ラップ解析ソフトMonarch#日経新春杯
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch(上半期回収率709%) (@Dimenticaci) January 16, 2022
9番人気3着 #ヤシャマル は#自動データ印 ▲で #LINE配信馬
連対馬は上がりとキャリア条件合致。#ステラヴェローチェ は多少それらしかったものの#ヨーホーレイク はキャリアの浅さで適性面からは浮上せず。 pic.twitter.com/SbrSUllgmT
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
今週は
日曜日に2重賞。
AJCCに関しては
動画でも検証データを出しましたんで
その点に注目して下さっている方は
結構いらっしゃるかも知れませんが
東海ステークスの方も
動画にする時間的余裕が無かっただけで
検証データ・結果は存在します。
そういった
動画でお見せしたAJCCと同様に
検証された東海Sデータの一部や
そのまとめ、重賞の見解などは
いつも通り noteの方で公開します。
自動データ印や調教適性など
その他のブログ未公開データもありますので
必要な方はご覧ください。
というワケで、
検証データを見てみると、、
消えてしまう馬が多いんですよねぇ。。
こういう手法はあまり好きではない
というか
消しすぎると、まぁまず間違いなく裏目に出るので
得策ではないというか
そういう印象があります。
まぁ
ブログの各種解析項目にある通り
評価されている馬に注目していけば
自然に高評価馬が炙り出される感じなんですケドね。
その辺はAJCCも同じです。
オーヴェルニュに関しては
言わずと知れた中京の鬼で
実は渋った馬場の鬼なだけ
という可能性もありますが
昨年も
Monarch で高評価されて見事1着。
面白味は無いですが
その辺は今年も同じです。
スワーヴアラミスは
本来的な地力は上位の馬ですが
近走は精彩を欠いている印象で
力を発揮できるのかどうかが
ネックですかねぇ。。
元々は安定感が売りの馬でしたが
最近は、安定しませんからねぇ。。
年齢的なモノもあるでしょうか。
サンライズホープは
前日夜段階では
オーヴェルニュを抜いて
1番人気になっていました。
となると
あまり面白味はないですねぇ。。
ただ、この馬はスコアも高いですし
好走要件の該当数も多いので
評価はどうしても上がってきます。
評価がそれなりの安定になっているのは
次のゲンパチルシファーまで。
多めに見れば
グレートタイムまでで
スマッシャー以降は
チョットずつ怪しくなってきます。
まぁ、何度も言うように
あまり絞り込み過ぎるのは好きじゃないですし
裏目に出る気もするので
そんなに厳しい目で見ようとは思っていませんが
解析結果はある程度信用しつつ
予想しようかなとは思っています。
まぁ、
いつも言っている通り
ダート重賞は
理論上の信頼度はちょい落ちるんですケドねw
実際の結果には、そんなに影響無さそうなんで。
AJCCと同様に
検証は結構洗練された感じがあるんですが、、
絞られ過ぎて、危うい感じもして、、
悩ましいところです。
さて、どうなりますでしょうか。
東海S マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数・適性指数一覧
ラップ適性マトリクスの縦軸の値であるハイブリッド指数のランキング表です。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
左側の表をご参照下さい。
右側の適性指数のランキングも
希望が複数ありましたので、
現在は公開しておりますが
本来は、
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
混乱を来す可能性が高くなるので
公開は渋っておりました。
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただっても良いかと思います。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
簡単に言えば
マトリクスの適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
まぁ、競馬なので…
適性指数の方がハマるコトもあれば
適性総合評価の並びの方がそれらしいコトもあるとは思いますが。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
今週のその他のレース情報
2022.1/23(日)東海Sの解析結果のブログ未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はnoteで公開