ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
2021.10.30(土)重賞の自動データ印と全てのレース(新馬・障害除く)のハイブリッド指数と自動予想印・一部特別戦のラップ解析情報はコチラ
天皇賞・秋(2021)Monarch による解析結果はコチラ(登録段階)
アルテミスS(2021)Monarch による解析結果はコチラ
目次
スワンS(2021)各種解析結果
位置取り指数ランク
見ての通り、マイスタイルが位置取り指数トップですが、
この馬の補助値は2位。
補助値1位のルークズネストは位置取り指数が5位。
指数自体を見てみても
1位・マイスタイルの値は
2位のセイウンコウセイやクリノガウディーと競っているので
ドコを見てもイマイチ安定しません。
ペースに関しては
前後半差で言えば平均からややハイの想定。
後述する過去ラップの通り
阪神芝1400mでよくあるペースの範囲内になるのではないかと
今のところ Monarch は予測しています。
スワンS 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
阪急杯 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
阪神カップ 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
今回のスワンステークスは、
今月の他のレースと同様
本来の京都から阪神に移っての変則開催。
なので例年のモノは基本アテにはならないと思いますが
一応同距離なので、過去ラップは掲載しています。
見比べると差は歴然で
例年のスワンステークスは、平均からややスロー寄り
大して阪神芝1400m重賞のレースは
平均からハイ寄り。
阪急杯よりも阪神カップの方が
より平均に近くはなっていますが
京都と比べると、
阪神の2重賞の方が明らかに前傾となっています。
今回のMonarchのペース想定も
だいたいこの範囲。
レースのテンタイムは
33秒台に乗ってくるレースもありますが
大勢を占めるのは34秒台。
レース上りタイムも
色々あるにはありますが
大勢を占めるのは34~35秒台
となっています。
好走位置取りタイプは、
比較的バラけてはいますが
どちらかというと前寄り。
差し込み自体は決まっていますが
後ろ過ぎる位置(Eタイプ)からは
あまり届いていません。
阪急杯と阪神カップで
やや違うようにも見えますが
どちらも、
その傾向には合致しているように思えます。
ラップ適性解析表
ラップ適性詳解版
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは7つでした。
かなり多いですね。。
しかしまぁ、
変則開催のいつものヤツなので
致し方ありません。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約37%
Bパターンが 約20%
Cパターンが 約17%
Dパターンが 約10%
Eパターンが 約 9%
Fパターンが 約 4%
Gパターンが 約 3%
となっています。
今回は、
想定ラップが多い上に
発現確率も比較的割れ気味です。。
毎度のコトですが
チョット扱いづらいですね。。;;
しかしまぁ、
一応Aの発現確率が頭一つ抜けているので
上位パターンを中心に見つつ
全体のバランスも含めて確認したいところです。
まず目立つのは
A・B・C全てで高評価されている
フィアーノロマーノ。
A・B・C全てに印が入っているのは
この馬だけです。
次がA・Cで高評価の馬達で、
クリノガウディー・サウンドキアラ・セイウンコウセイ。
A・Cに印がある馬では
マイスタイル・ルークズネストがA優勢で、
アイラブテーラーがC優勢。
他にAが高評価なのは
ダノンファンタジーで
この馬はGと合わせて印が2つながら
両方共に最上評価。
低評価でも一応印が入っているのは
ステルヴィオ・ビッククインバイオ。
Bに印が入っている馬は少なく
先に名前が挙がった馬以外では
ガゼボ・リレーションシップ。
他に上位3パターンのいずれかに重い印が入っているのは
ファーストフォリオぐらい。
なんとか低評価ながら印を得ているのは
ホウオウアマゾン。
タイムフライヤーは、
上位3パターンでは無印ですが
D・Eで最上位評価。
あとは
発現確率最低のGパターンで
最上位評価のカツジ。
同じくGに印があるものの
評価は低いギルデッドミラー。
最後に
唯一完全無印なのが
ルフトシュトローム
となっています。
ラップバランスチャート
このレースは、いつも通り適合率の高さがある程度好走とリンクするハズではありますが
変則開催の為、ハッキリしたコトは言えません。
あくまで理論上の話です。
あとは、
阪急杯や阪神カップを例に取りますと
もちろん適合率の高い馬が走るコトもありますが
マイラーがまとめて走る時もありますから
そういった場合は
適合率の低い馬だけで決着したりもしています。
その前提で
一応適合率の高い順に見ていくと
まずは、
セイウンコウセイ
適合率はこの馬が飛び抜けています。
次いで
リレーションシップ・クリノガウディー。
続く
ファーストフォリオ・アイラブテーラー
ガゼボ・フィアーノロマーノ
辺りまでは、
目視でも分かる程度に
適合はしています。
次の
ルークズネストぐらいになると
目視でもズレがハッキリ分かりますが
それでも、ある程度は適合しています。
続くステルヴィオ以下は
マイル以上に良績のある馬達が
揃っており
適合率という観点からは
一気にズレが大きくなります。
ただし、
上に書いた通り
同コース重賞である
阪急杯・阪神カップでも
マイルに良績が集中している馬同士の決着になるコトはあり、
そういった場合には
当然チャートの適合率が低い馬だけで決まるコトになります。
なので
基本的には、
適合率を中心に
取捨を決めるコトはできません。
適合していないからダメ
というコトは言えませんし
適合していたら走るというコトも
言えません。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
スワンS(2021)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
フィアーノロマーノ
となりました。
次点の高評価馬は
クリノガウディー
セイウンコウセイ
以下
サウンドキアラ
マイスタイル
ガゼボ
リレーションシップ
アイラブテーラー
ダノンファンタジー
ルークズネスト
ファーストフォリオ
ステルヴィオ
ビッククインバイオ
タイムフライヤー
ホウオウアマゾン
カツジ
ギルデッドミラー
ルフトシュトローム
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
さて
先週は、
大好きな菊花賞で
ラップ適性の総合評価上位から
オーソクレースが2着に好走し
血統見解も案外思った通りになりまして
特にコース相性が良さそうだった
ディープの取捨が見事にハマりました。
富士ステークスの方は、
通常の解析よりもデータ分析の方がハマったようで
ラップ解析がハマらない時に来る
LINE配信馬が好走。
10番人気タイムトゥヘヴンが指名され
見事3着に走り込みました。
コチラは
菊花賞と違って
想定されていたラップパターンの中に
実際の発現ラップが無かったのもあって
ラップ適性は特にハマらず。
ただ、
いつも通り
ラップ解析がハマらない場合は
データ分析から導き出された穴馬が走るヤツで
LINE配信馬のみならず
自動データ印で高評価となった
サトノウィザードが9人気で2着に好走したのでした。
さて、ご愛顧いただいている 公式LINE の配信ですが、
ご存じない方に説明しておきますと
基本的なコンテンツは、
週末(主に日曜日)に1回、タイムライン上に流れてくる
穴馬データ等の情報です。
登録時の挨拶以外に
コチラからメッセージ等が発信されるコトは恐らくありません。
たまに、bot かどうかを怪しまれる方がいらっしゃいますが
自動メッセージの返答は今のところ設定されていませんので
bot ではありません。
LINEの向こうには私ヨルゲンセンがおります。
仮に bot のような形で自動返信があったとしても
それは 公式LINEの仕様と言いますが
そういう設定が可能なシステムなので
bot だから怪しいというようなコトもありません。
LINEのタイムライン上に流れてくる情報に関しましては
Monarch が通常ブログで公開している解析情報とは、
別物になります。
ブログで公開しているモノが
基本となるメインコンテンツですが
実際の Monarch の全貌を考えれば
公開情報は膨大な総量の極一部であり
内容も、ラップ解析がベースです。
(ブログで全てを公開しないのは、
秘匿しているのではなく
情報量が膨大過ぎて分かりにくい
&紹介しきれないだけですw)
一方のLINE配信では、
ココには書いていないデータ分析情報などを紹介しています。
最近は特に、ラップ解析だけでは拾いにくい穴馬を
データの観点からピックアップしています。
元々は、メッセージで一斉送信を行っていたのですが、
ありがたい話で急激に登録者が爆増した関係で
登録者が一気に1000人を超え
1500人にまで膨れ上がっているので
もはや一斉送信を月に1回流すコトすら
できなくなりましたw
(公式LINEの仕様上の問題)
初めは、登録者が200人に到達した時点で、
もう新規登録は制限しようかと考えておったのですが
公式LINEには、皆さんと交流したり
ご質問やご意見、ご希望などを集める用途もありますんで
現状は新規加入には特に制限を設けず、
定期配信はタイムラインで行う形に変えて継続しております。
タイムライン上での配信になると
コレまでよりも情報が見づらくなる上に、
情報発信のタイミングも確認しづらくはなると思うのですが
なにぶん、無料で行っているモノですので
ご理解いただければ幸いです。
解析雑感と血統見解
さて、
3強で決まるかも
と言われている秋天に対して
さすがに荒れる目を期待しても良さそうな
スワンステークス。
1400m重賞は、結構穴馬走る印象ありますんでね。
頭数も多いので期待はしたいところです。
まず
適性総合評価で最上位だったのは
フィアーノロマーノ。
この馬は、
既にコース実績もあるので
ある意味、面白みの無い結果と言えるかも知れません。
今回は、久々になるのと
前走で同コースを走ってキッチリ負けているので
どうやら人気にはならなそう。
そういう意味では
美味しい気もします。
動画でも語った通り
この馬の戦績自体は
特に詰めた方が良いとも
間隔を空けた方が良いとも
言えないような印象なのですが
血統的には
明らかに叩いた方が良さそうな印象。
そういう意味では
間隔が空いているのは
イマイチ微妙な気もします。
ただ、まぁ
単純に長期休養明けだからマイナス
みたいな見方は
個人的にはまずしないので
特に割り引く気はありません。
明らかに休み明けが『マイナス』と思えるような馬であれば
長期休養明けをネガティヴに捉える方法もあると思いますが
この馬の場合は…
そんなコトもないのでねぇ。。
血統的には叩いて良し
という印象なだけで
間隔が空いたらダメだとも思いませんし
間隔が空いた時に明確に戦績が落ちているワケでもありません。
というワケで
人気が無いのであれば
買いたい存在ではありますね。
クリノガウディーは
もう何度も言っている通り
幻の高松宮記念1着時からの
伝説的なお手馬です。
ただ、
このコースでの実績は
イマイチ。。
更には、
スプリンターズステークスが本チャンだったのであれば
お釣りが残っているのかどうか。。
血統的には
叩いて良化するタイプだとは思いますが
本番で出し切った後だと考えれば
微妙な存在ではあります。
あとは、、
人気との兼ね合いでさぁね。
お次は、
セイウンコウセイ。
いや~
GⅠ獲ってから
いつまで走るんですかね
この方は。
もう結構なお年なんで
別にコレから上昇するというコトはないでしょうケドも
時折、キッチリ走ってくる馬ですから
なかなか難しい存在なのであります。
まぁ
お陰様で、前走はお世話になりましたが。
基本、忘れた頃に走ってくる馬なので
前走に引き続いての連チャンは…
さすがに無いかなぁ
とも思うのですが
とはいえこの評価ですし
人気が無いならば
まぁ買うよね と。
あるいは
前走走ったし
案外人気になるんでしょうかね。
そうなると…
妙味は無いですが。。
1400m重賞での好走歴もありません。
…ぐぬぅ~。。
しかし、急坂自体はエエと思うんですよね。
まぁやはり
この馬も人気との兼ね合いでさぁね。
サウンドキアラは
去年の阪神カップで狙ってたんスよ!!
で
4着て!!
という馬なので、、
まぁ、ココを走れる下地はもちろんあると思いますし
能力的にも上位だろうとは思うんですが
逆に言うと
別に絶対的な存在だとも思わないんで、、
そうなると
あまり人気で買いたい気はせんのですよね。。
とはいえ、
ラップ適性ではこの評価。
扱いが難しいお馬さんですわ。
血統的には
ディープの中でも
どちらかというと仕上がり早の配合。
そういつまでもは走れんぞよ。
近走はやや成績が停滞気味ですが
まぁ、GⅠが多かったのでねぇ。。
今回のメンバーの中では
格は上の方でしょうケドも
人気で信頼できるほどの
勢いは感じぬぞよ。
余談
オカンのサウンドバリアーも
イイ馬でしたわ。
来ましたよマイスタイル。
テレンコ(てれこ)で
今回は走る番でしょうよ!!
エエもちろん
4着までね!!ww
いい加減にしろやwww
来るときは2桁人気4着が
定番になりつつあるお手馬です。。
2年前の阪神カップは人気で大敗。。
スワンステークス自体は好走歴があります。
この馬も
もうイイ歳ですよ。。
走り込めるのはやはり掲示板までなのか。。
しかし、人気がないのならば
応援します。
無論です。
ギリギリ4着
から
ギリギリ3着
まで
なんとか引き上げてくれ。
頼んだぞ横典。
ガゼボは
特に思い入れも何もない馬ですが
ラップ適性の総合評価の割に
マトリクスの位置が悪い点が気になるんですよね。
人気が無いならば
この評価ですから
買いだとは思うんですが
どんなもんでしょうかね。。
オープンではボチボチの走り。
重曹は初出走。
年齢的には
まぁまぁキてますが
一応、成長力はありそうな血統。
リレーションシップ以下は、
また気が向いたら
というか
時間が許せば追記致します。
時間が許さない気がしてならないのですが
それの場合はまぁ
致し方なし
というコトで。
頭数は揃ってるので
穴目の台頭には期待したいトコですが
なんか軸の選定も穴馬の選定も
難しい気はして…
難解さで言えば
今週一番はこのレースですかね。。
当てるのが難しそうだケド
当てたらデカい
みたいなねw
あるいは、
やはりフツーに3歳馬を買ってればイイのか。
いや
案外そうかも知れぬな。。。
さて、どうなりますでしょうか。
スワンステークス マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表が欲しいという希望が多数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
以下の表をご参照下さい。
簡単な形で出力しただけなので、
他に表記の仕方や見やすい形の希望などがありましたら
お気軽にご意見下さい。
可能な限り対応します。
適性指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表に加え、
適性指数も見たいという希望が複数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
コレは、一見すると
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
公開するコトで、混乱を来す可能性が高くなるので
今まで出し渋っていましたが、
ラップ適性マトリクスをベースに予想したい方にとっては
この適性指数の並びも気になるというコトだったので
私個人としては気が進まないのですが
動画やブログの視聴者の希望を重視して
公開に踏み切りました。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
要するに適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
ちなみに
数値が飛び抜けているから どう とか
差が大きいから どう というようなコトは
あまり無いのではないかと思っております。
あとは、
もちろん競馬ですから
適性総合評価の方がハマるコトもあれば
適性指数の方が
実際の結果と連動しているように見えるコトもあるでしょう。
しかし、
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただいたら良いかと思います。
と言うか、
ココの情報は
皆さんの使い方次第ですので、
どんな意図があろうが
どういう形でこの情報を予想に組み込もうが
各自の自由なんですケドねw
色々な予想法を考案していただければ
私としても嬉しい限りです。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
2021.10.30(土)重賞の自動データ印と全てのレース(新馬・障害除く)のハイブリッド指数と自動予想印・一部特別戦のラップ解析情報はコチラ
天皇賞・秋(2021)Monarch による解析結果はコチラ(登録段階)
アルテミスS(2021)Monarch による解析結果はコチラ
カツジは阪神スワンカップに走る気満々と見たのです。
買いです。来なくても良いけど出来れば来てほしい馬です。
カツジは相当人気が無いので
来たらかなりアツいですね!
この馬は
去年のスワンSでも人気薄でいきなり走ってきましたし
この人気ならば狙う手はあるかも知れません。