ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
今週のその他のレース情報
オールカマー(2021)Monarch による解析結果はコチラ
目次
神戸新聞杯(2021)各種解析結果
位置取り指数ランク
見ての通り、モンテディオが位置取り指数トップですが、
補助値はなんと7位。
いつも見ていただいている方はお判りかも知れませんが
ココまでズレるコトは、
普段はそうそうありません;;
ただでさえ、位置取り指数が全体的に低すぎるので
このMonarchの想定位置取りタイプAhじゃ
いつも以上に信頼しづらくなっています。
このコースのペースに関しては
割と前傾傾向にありますが
今回の位置取り指数の最大値と全体値からは、
スローになる示唆が出ています。
中京芝2200m 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
今回は、昨年と同じ変則での中京開催。
競馬場だけでなく、距離も変わって中京芝2200mで行われます。
この条件は、最近、京都芝2400mで行われるレースの代替場所として採用されているので
昨年のこのレース以外に今年2回ほど重賞が開催されている条件ですが
本来は、現在重賞が設定されていないコース。
なので、過去ラップに関しては
近2年の3重賞と、今年の2勝クラス以上のレースを出してみました。
簡易版を見ると
ペースはバラバラ。
全体的には平均からややハイ寄りのイメージです。
ただし、
3重賞に関しては、平均からややスロー。
それでも、3F差を見ると殆どが前傾になっています。
レース上りタイムは、
前後半差が+2秒以上のスローにになったレースでも
34秒台後半。
それ以外は全て3ハロン差が前掛かりで
上がりタイムも35秒台後半以上かかっています。
詳細版を見ると
好走位置取りタイプは全体的に後ろ寄り。
特に昨年のこのレースは
Eタイプ2頭が突っ込み、
馬券圏内が全てCタイプ以下になっています。
ラップ適性解析表
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回は、Monarch から6パターンも提示されました。
さすが、変則開催のなせる業ですね。。
ただ、今回は一応セオリー通り発現確率順に並んでいます。
発現確率は、
Aパターンが 約31%
Bパターンが 約23%
Cパターンが 約17%
Dパターンが 約11%
Eパターンが 約10%
Fパターンが 約8%
となっています。
今回は、
発現を想定されているパターンが多い割に
Aパターンの発現確率が高めなので
一応、ココは重視したいところです。
あとは、
それでも発現確率がやや割れてはいますし
パターン数が多くはあるので
全体のバランスも見ていきます。
まず
唯一、A・B両パターンに印が入っているのが
レッドジェネシス。
Aを含めて、唯一3つ印を獲得しているのが
セファーラジエル。
A・Dに印が入っているのは
イクスプロージョン。
Aに印が入っている馬はココまでで
それ以外で複数印を獲得しているのは、
ワンダフルタウンのみ。
残りは、下位パターンで印を獲得しているか
無印の馬達です。
ラップバランスチャート
今回は変則開催なので、ココだけでの判断が難しいですが、
一応、いつも通り適合率の高さが好走とリンクしやすい傾向はありそうです。
昨年も適合率の高い馬が一応走りましたが、
そもそも適合率の高い馬が多いので判断はしづらい状況でした。
まず
適合率が抜けて高いのは、
ステラヴェローチェ。
次いで
レッドジェネシス
あとは
ワンダフルタウン・シャフリヤール・セファーラジエル
辺りまでは
一応、適合率が高いと言って良さそうです。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
神戸新聞杯(2021)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
レッドジェネシス
となりました。
次点の高評価馬は
セファーラジエル
イクスプロージョン
以下
ワンダフルタウン
ステラヴェローチェ
シャフリヤール
モンテディオ
キングストンボーイ
シゲルソウサイ
テイエムタツマキ
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
さて
先週は、
ローズステークスで、
Monarch の適性総合評価1・3位の
タガノディアーナ・ストゥーティが
Monarch 推奨馬の
本来の定位置とも言える4・5着w
ただ、レース後の検証では、
実際に発現したレースラップが
最も確率が高いとされた想定のAパターンとなり
そこで高評価だった上位6頭中5頭が掲示板を独占。
それどころか、
7番手評価の馬が6着
8番手評価の馬が7着
という…
上位8頭で1~7着までが埋まる
完全ラップ適性決着となっていました。
※
・アンドヴァラナウト 同率2番手評価
・エイシンヒテン 6番手評価
・アールドヴィーヴル 5番手評価
・タガノディアーナ 同率2番手評価
・ストゥーティ 同率2番手評価
・オヌール 7番手評価
・エンスージアズム 8番手評価
更には、
いつもラップ適性マトリクスで公開している
ハイブリッド指数を見ても
・アンドヴァラナウト 指数2位
・エイシンヒテン 指数5位
・アールドヴィーヴル 指数1位
という、指数5位以内での決着。
いや~
終わってみれば
どハマりしてるんですが、、
こうなるコトが
レース前に分かってたらねぇ。。w
まぁ、
Monarch の解析結果の
ベタ買いパターンの1つとして
覚えておいて損はないかも知れません。
#ヨルゲンセン馬券#ローズステークス #ラップ解析ソフトMonarch
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch(上半期回収率709%) (@Dimenticaci) September 19, 2021
適性総合評価1・3位の#タガノディアーナ#ストゥーティ
は見事定位置の4・5着w
ただ
発現ラップパターンAの
高評価馬だけで掲示板埋め。
3連複は最後に買い足した分が入り
馬券的には及第点。#競馬AI#ローズS#ローズS pic.twitter.com/qUwLCVHFmV
さて、ご愛顧いただいている 公式LINE の配信ですが、
ご存じない方に説明しておきますと
基本的なコンテンツは、
週末(主に日曜日)に1回、タイムライン上に流れてくる
穴馬データや人気馬データ等です。
他にウザいメッセージ等がコチラから発信されるコトは恐らくありません。
Monarch の解析情報は、
ブログで公開しているモノが基本になりますが
実際の Monarch の全貌を考えれば
公開情報は膨大な総量の極一部であり
内容も、ラップ解析がベースです。
(ブログで全てを公開しないのは、
秘匿しているのではなく
情報量が膨大過ぎて分かりにくい
&紹介しきれないだけですw)
一方のLINE配信では、
ココには書いていないデータ分析情報などを紹介しています。
コレは、普段ブログで公開しているラップ解析とは別物です。
最近は特に、ラップ解析だけでは拾いにくい穴馬を
データの観点からピックアップしています。
元々は、メッセージで一斉送信を行っていたのですが、
ありがたい話で急激に登録者が爆増した関係で
無料の配信を週1ペースで月4・5回こなすコトが
できなくなりましたw
(公式LINEの仕様上の問題)
初めは、登録者が200人に到達した時点で、
もう新規登録は制限しようかと考えておったのですが
公式LINEには、皆さんと交流したり
ご質問やご意見、ご希望などを集める用途もありますんで
現状は新規加入には特に制限を設けず、
定期配信はタイムラインで行う形に変えて継続しております。
タイムライン上での配信になると
コレまでよりも情報が見づらくなる上に、
情報発信のタイミングも確認しづらくはなると思うのですが
なにぶん、無料で行っているモノですので
ご理解いただければ幸いです。
解析雑感
さて、神戸新聞杯。
先週のローズステークス同様、
変則での中京開催となります。
ブログの冒頭や動画でも語っておりますが、
この中京芝2200mというコースは
本来は重賞の設定がない条件。
昨年の当レースと、
今年開催された2重賞(日経新春杯・京都新聞杯)が
今回と同じ条件にはなりますが
数ある変則開催の中でも、
特に検討しにくい条件と言えますんで
その辺が、どう出るでしょうか。。
しかし、毎度お伝えしている通り、
Monarch は参照できるデータさえあれば
常に何かしらの答えは返してくるので
我々は、ただ、その情報を受け取るのみです。
あとは、それを信用するかしないか。
各個人次第 というコトになります。
で
解析結果に関してですが
適性総合評価で最上位だったのは
レッドジェネシス。
この馬は、先程挙げた同条件の京都新聞杯を、
勝利した馬。
当時の Monarch の適性総合評価でも
2位指名の馬でした。
まぁ3番人気ではありましたが。
ラップ適性の評価が特に抜けており、
チャートの適合率も上位です。
セファーラジエルは、
ラップ適性一覧で唯一印を3つ獲得した馬。
この馬もチャートの適合率は上々です。
もう1頭、
ラップ適性のAパターンで
印を獲得しているのが
イクスプロージョン。
この馬に関しては、
チャートのズレが大きいようです。
上記3頭外に
ラップ適性で複数印を獲得しているのは
ワンダフルタウンのみ。
ラップ適性の上位パターンに印はありませんが
チャートの適合率は上々です。
人気になりそうな
シャフリヤール・ステラヴェローチェに関しては、
ステラヴェローチェの方が、人気も実績も1枚落ちますが
チャートの適合率はこの馬が断トツ。
血統を見た印象でも、
この馬の方が非根幹距離は合いそうな気がします。
シャフリヤールは、
流石に人気も実績も頭一つ抜けていて
逆らうのはしんどそうな印象があります。
解析に関して言えば
ラップ適性はパッとしないものの、
チャートの適合率は上々。
あとは、
ダービー馬の神戸新聞杯成績
【8.5.2.1】(複勝率93.8%)
という最強データにも該当。
※
’66 テイトオー 2着
から
’20 コントレイル 1着
までで
馬券圏外は
’95 タヤスツヨシ 5着
のみ
ただ、
この最強データに
物言いがつけられるとしたら…
例年とは開催条件が違う
というコトぐらいですかね。。
まぁ、昨年のコントレイルに関しては
今回と同条件になるんですが;
モンテディオ以下は、
大した差もなく団子状態ですが、
特筆すべきコトはありません。
予想オッズでは、
シャフリヤール・ステラヴェローチェに続く人気となっている
キングストンボーイも
解析結果からは
特筆すべきコトはなさそうです。
最近は、
骨ッポいメンツが揃うと
さすがに、ガチガチで決まるコトも多々ありますが、
昨年のように
しれっと3着に爆穴が滑り込んだり
人気馬が好走するも頭荒れ
なんていう年もありますから、
人気馬総崩れの大荒れ
とまでは言いませんが
人気馬の一角が崩れてヒモ荒れ
あるいは
人気馬が足元をすくわれて頭荒れ
ぐらいは期待したいと思います。
とにかく、穴馬が1頭走ってくれないと
穴党としてはツラいトコですが…
さて、どうなりますでしょうか。
神戸新聞杯 マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数一覧
ハイブリッド指数のランキング表が欲しいという希望が多数ありましたので、
それを受けて一覧を公開するコトに致しました。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
以下の表をご参照下さい。
簡単な形で出力しただけなので、
他に表記の仕方や見やすい形の希望などがありましたら
お気軽にご意見下さい。
可能な限り対応します。
オールカマー(2021)Monarch による解析結果はコチラ