第26回(2021)エルムステークス 予想【AIラップ解析】

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ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。

今週のその他のレース情報

レパードステークス(2021)Monarch による解析結果はコチラ

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エルムステークス(2021)各種解析結果

位置取り指数ランク

2021 エルムステークス 位置取り指数一覧
(出走各馬の位置取り指数です。文字通り当該レースにおけるそれぞれの馬の位置取り(脚質)順をソフトが想定したものです。『指数』という言葉に釣られて、一般によくあるスピード指数などのいわゆる『強さ』の指標と勘違いされる方が非常に多いですが、全く違いますので注意。)

位置取り指数・位置取りタイプの意味や一覧の見方はコチラ

アメリカンシードが位置取り指数トップで、補助値も含めて1位となっているので、
一応この馬が Monarch が示唆する隊列想定のAタイプとなります。
ただし、いつも言っている通り、ダート重賞の解析は、近走の地方交流成績が加味されていないので
その分、信頼度は落ちます。
特に地方を回ってくる馬が増える今回のような古馬戦。

  

エルムステークス 過去ラップ一覧

簡易版

2021 エルムステークス 過去ラップ一覧 簡易版
簡易版 (過去10年の当該レースにおける ペース、レース全体ラップ、3分割ラップなど)

詳細版

2021 エルムステークス 過去ラップ一覧 詳細版
詳細版 (過去10年の当該レースにおける 好走各馬のラップバランス、ラスト5ハロンラップの解析など)

函館ダ1700m(マリーンS・大沼S) 過去ラップ一覧

簡易版

2021 エルムステークス(函館ダ1700m) 過去ラップ一覧 簡易版
簡易版 (過去10年の当該レースにおける ペース、レース全体ラップ、3分割ラップなど)

詳細版

2021 エルムステークス(函館ダ1700m) 過去ラップ一覧 詳細版
詳細版 (過去10年の当該レースにおける 好走各馬のラップバランス、ラスト5ハロンラップの解析など)

このレースは変則で、通常の札幌から函館開催に変更。
同距離で同じ北海道ですが、
コースの形状もラップも変わってくる部分があるので、
例年のデータ以外に函館ダート1700mのOPレース(マリーンS・大沼Sなど)の過去ラップデータを掲載しておきます。

簡易版を見ると
函館ダート1700mの方が明確に前傾傾向が強くなっています。

詳細版を見ると
どちらも近年は位置取りタイプ後ろ目の方ががやや気を吐いていますが、
全体的に見ると明確に前寄りで、さらには好走位置取りタイプAの逃げ粘りが非常に目立ちます。

                     


ラップ適性解析表

2021 エルムステークス ラップ適性解析表
(出走各馬の血統、配合評価、ラップ適性総合評価、位置取り指数/タイプ、馬場適性、ラップ適性を表記しています。)

ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ

今回は、変則開催のためもあって、10パターンも表示しています。
ココまで出したのは、Monarch の解析情報公開史上初ですw

発現確率は、
Aパターンが 35%程度
Bパターンが 15%弱
Cパターンが 15%強
Dパターンが 5%強
Eパターンが 5%弱
残りのF・G・H・I・Jパターンは、
いずれも5%未満で並んでいます。

今回は、BパターンとCパターンに、微妙な発現確率の逆転が起こっていますが、
コレも変則開催の影響です。
普段は、額面上の発現確率が逆転していても、パターン上位から優先して評価するのが基本となりますが、
今回に関しては、BよりもCの方が優勢のようです。 

ラップ適性の安定感は、Monarch のお手馬スワーヴアラミス、オメガレインボー辺り。    


ラップバランスチャート

エルムSチャート

2021 エルムステークス ラップバランスチャート一覧
(出走各馬のラップバランスチャートとレースのラップバランスチャートを重ねて比較したものです。)

函館ダ1700m(マリーンS・大沼S)チャート

2021 エルムステークス(函館ダ1700m) ラップバランスチャート一覧
(出走各馬のラップバランスチャートとレースのラップバランスチャートを重ねて比較したものです。)

ラップバランスチャート一覧の意味や見方はコチラ

今回は、久々にチャートを2つ出しています。
多分、チャートを複数出したのは相当昔だと思うので、前回がいつだったかは覚えていませんw

今回は、エルムステークスのレースラップバランスと函館ダ1700mのOPレースのラップバランスチャートの形状が結構違ったので、両方出してみました。

どちらのチャートで見ても適合率が高いのは、
ダンツキャッスル、ソリストサンダー、トップウイナーレピアーウィット

例年のエルムステークス寄りなのは、
タイムフライヤー、ウェスタールンド、アメリカンシード

函館ダート1700m寄りなのは、
ヴェンジェンス、オメガレインボー

となっています。

       


馬場適性一覧表

2021 中京記念 馬場適性一覧
(血統的な判断や実際の成績ではなく、あくまで数字上、計算上、『高速馬場』・『時計のかかる馬場』のいずれに向くかをソフトが示した一覧です。)

馬場適性一覧の意味や見方についてはコチラ

上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)

  


エルムS(2021)総評

ラップ適性総合評価

ラップ適性総合評価の扱い方についてはコチラ

解析結果を総合すると
ソフトが最も適性を評価した馬は
ダンツキャッスル
となりました。

次点の高評価馬は
スワーヴアラミス
オメガレインボー

以下

レピアーウィット

トップウイナー
ウェスタールンド

ロードブレス
タイムフライヤー
ケイティブレイブ
ソリストサンダー
ヴェンジェンス

デルマルーヴル

アメリカンシード
ロードゴラッソ

といった順になります。

  


先週・前日回顧など

先週の重賞解析は、1本。
変則開催のクイーンステークスでした。
Monarch の適性総合評価上位からは、マジックキャッスルが好走。
ラップ適性の評価でも断トツの安定感を示していた馬でした。
ただまぁ、コレは人気でしたし、特筆すべきコトはありません。

勝ち馬のテルツェットは、ラップバランスチャートの適合率が2番手。
ただ、この馬は適性総合評価が下位となっていました。
まぁコレも人気でしたケドね。。

3着のサトノセシルも、適性総合評価は上がってきませんでしたが、
コチラは LINEの配信情報で指名した穴馬で、見事好走。
LINE配信馬の好走は2週連続、
近4週のウチ、3週で好走しています。
まぁ、こんなに上手くいくコトが、いつまでも続きはしないと思いますケドね。。

ちなみに

LINEの配信は週末に1回で、穴馬データや人気馬データ等を流すようにしています。
ブログで公開している Monarch の解析情報は膨大な総量の一部なので
ココには書いていないデータなどを小出しにしています。
(ブログで全てを公開しないのは、秘匿しているのではなく情報量が膨大過ぎて紹介しきれないだけですw)

ただ情報が週末に送られてくるだけですし、必要ならそこで質問や意見を投げてもらっても大丈夫なので
気が向いたら登録してみておくんなせい。

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解析雑感

さて、エルムステークス。
毎度言っておりますが、
ダート重賞は、特に古馬戦において、地方交流を回ってきた馬が結構いるので
解析の精度が落ちます。
しかも、今回は変則開催。
どないせぇ とwww
ただ、だからと言って軽視すると、的確な示唆を出してくるのが Monarch ですんで…
実際のトコは何とも言えないんですよね。。

私自身も、芝よりもダートの方がやや苦手意識が強いのに、
大当たり自体は、ダート重賞の方が多いんですよね。。

解析結果に関してですが
Monarch が適性の総合評価で最上位に据えたのは
ダンツキャッスル
コレに加えてスワーヴアラミス、オメガレインボー辺りは
ラップ適性を見ても、良好なのがよく分かります。

スワーヴアラミスに関しては、
言わずと知れた Monarch のお手馬なので、
この馬が評価されるのは、ウチの定番と言えば定番ですw

続くレピアーウィットも、チャートの適合率・ラップ適性共に良好。
トップウイナーは前走のプロキオンステークスで、
LINE配信で見事14番人気激走を見せたお手馬。
個人的にも、メイショウカズサとのセットで物凄い配当を手にできました。

ウェスタールンドはさすがにキャリアと実績を積んだ馬なので
一定評価は受けているようです。

総合評価下位を見ると
アメリカンシードなんかは、
キャリアの浅さもあってイマイチ上がってきていませんが、
想定位置取りタイプが、特注のAタイプなので
その点は見逃せません。

今週は両重賞共にダートで、
なおかつ、コッチのエルムステークスは、変則開催。
Monarch を信用しづらい条件ですし、
LINE配信情報も含めて
馬券検討は慎重にしたいトコですね。。
いつも通り、
荒れては欲しいですが。

さて、どうなりますでしょうか。

          

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