解析結果まとめ
結果まとめ一覧
動画・note公開 検証データ一覧 結果
マトリクス結果
以下は予想段階の情報になります。
※動画は登録段階の情報です。
ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
目次
安田記念(2022)各種解析結果
位置取り指数ランク
過去5年の好走馬を
想定位置取りタイプで分けて見ると
A 1/ 5頭 複勝率20%
B 2/18頭 複勝率11%
C 6/16頭 複勝率30%
D 4/11頭 複勝率36%
E 2/26頭 複勝率 8%
となっており
やや目立つのはC・D。
前目(A・B)やEなどよりも
中団辺りの想定になっている馬が
よく走っているようです。
あとは、
更に遡って
過去10年で見てみると
A 1/10頭 複勝率10%
B 4/37頭 複勝率11%
C 10/32頭 複勝率31%
D 7/25頭 複勝率28%
E 8/51頭 複勝率16%
という感じなので
さほど大きくは変わりません。
厳密には
A・Bの割合は増えず、
Eタイプが増加。
全体的に
後ろ寄りのイメージが強まっているように見えます。
ちなみに、
年毎に分けて見ると
2021 E・D・D
2020 D・D・C
2019 C・A・C
2018 B・B・C
2017 E・C・C
2016 B・C・E
2015 E・E・C
2014 D・C・E
2013 C・E・D
2012 E・D・B
という形になっています。
偏りについては
見方次第かなとも思いますが
一応、C・Dのいずれかは
やはり毎年馬券になっているようです。
安田記念 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ラップ適性解析表
ラップ適性・詳解版
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは6つでした。
マイルにしてはかなり多い印象ですが、、
たまにこのぐらいになるコトもあります。
詳解版については
展開分けによってややスコアが変わるAの分を
出しています。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約30%
Bパターンが 約28%
Cパターンが 約12%
Dパターンが 約11%
Eパターンが 約10%
Fパターンが 約 8%
となっています。
このレースに関しては
ラップ適性スコアが
殆どアテになりません。
スコアの高い馬の好走例もありますが
低い馬の好走もありますし
半端な評価の馬だけで決まった年もあります。
その辺は先週のダービーと同様ですね。
スコアの高い馬の好走例だと
2021年 グランアレグリア 3位
2020年 アーモンドアイ 3位
2014年 ジャスタウェイ 3位
2013年 ダノンシャーク 1位
2012年 ストロングリターン 1位 など
あるにはありますが
近年の上位好走馬はかなり骨ッポいメンツ。
遡ると
ダノンシャークなんかは2桁人気でしたが
それ以外は概ね人気なので
そういう意味では特筆すべき程のコトはない印象です。
一応、
本来はラップ解析の核になる部分の1つではあるので
そういう意味で参照する価値はあると考えていますが
先週同様、
予想の核にはチョット成り得なさそうですかねぇ。。;;
ラップバランスチャート
このレースに関しては
これまたダービーと同じく
ラップ適性スコアよりも
コチラのチャートの方が
アテになるかも知れません。
ただ、
あまり適合率の高くない馬ばかりが集まる年もあるので
毎年高適合の馬が決まって走るワケではなく
その点、一定ではありません。
なので
毎年必ず好走馬を出している値を基準にしてしまうと
左上のレースラップバランスの適合率も
右上の自己ラップバランスの適合率も
40以上 というコトになってしまいます。
まぁ、細かく見れば
2017年以外では 60以上
というコトになっているのですが。
とにかく
一応、基準値ごとの
好走傾向を確認しておきますと
左上のレースチャートの方で
基準値ごとの好走数は
60以上 で
過去5年 好走数 5/15頭 複勝率28%
過去10年 好走数 12/30頭 複勝率33%
40以上 で
過去5年 好走数 10/15頭 複勝率29%
過去10年 好走数 18/30頭 複勝率25%
30以上 で
過去5年 好走数 12/15頭 複勝率27%
過去10年 好走数 23/30頭 複勝率25%
というコトになっています。
次に、
右上の自己ラップチャートの方で
基準値ごとの好走数は
60以上 で
過去5年 好走数 5/15頭 複勝率31%
過去10年 好走数 12/30頭 複勝率36%
40以上 で
過去5年 好走数 10/15頭 複勝率29%
過去10年 好走数 18/30頭 複勝率27%
30以上 で
過去5年 好走数 12/15頭 複勝率28%
過去10年 好走数 22/30頭 複勝率23%
となっています。
あとは、コチラも
過去の好走例を相対評価で見ておきますと
2021年 1番人気 グランアレグリア 92.9(1位)・92.3(1位)
2020年 3番人気 グランアレグリア 79.8(3位)・83.5(1位)
2020年 2番人気 インディチャンプ 62.0(4位)・62.5(3位)
2019年 3番人気 アエロリット 67.6(4位)・62.1(5位)
2018年 9番人気 モズアスコット 93.8(1位)・95.9(1位)
2017年 7番人気 サトノアラジン 44.1(5位)・44.9(5位)
2017年 3番人気 レッドファルクス 45.5(4位)・44.4(6位)
2016年 1番人気 モーリス 63.1(3位)・71.2(2位)
2016年 6番人気 フィエロ 61.2(4位)・62.8(4位)
2015年 1番人気 モーリス 53.0(6位)・58.4(4位)
2015年 12番人気 クラレント 81.0(2位)・80.7(1位)
2014年 16番人気 グランプリボス 81.6(1位)・85.8(1位)
2013年 1番人気 ロードカナロア 99.1(1位)・61.9(3位)
2012年 13番人気 グランプリボス 61.6(4位)・64.2(3位)
2012年 15番人気 コスモセンサー 75.9(2位)・71.4(2位)
という感じになっています。
見ての通り
適合値40~60程度でも
相対的には5~3位以内に入っている場合もありますし
80・90台の適合値で好走している馬もいます。
また、
特に遡った場合に顕著ですが
特大の大穴の激走もあるので
そういう意味では
注目してみる価値があるかも知れません。
近年は、
割と骨ッポいメンツが
人気通りに好走する例が多いので
人気薄の台頭自体が少ないのですが。
その辺が今年はどう出るか。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が示唆されている
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が示唆されている
というコトになっています。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
ややこしいですが
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
このレースでは
ある程度、馬場適性指数の高い馬が走る傾向があり
上位だけで決まるコトこそあまり無いものの
一定上の数値を計時していた馬に
注目する価値はあるかも知れません。
一応、
毎年必ず好走馬を出している基準は
馬場適性指数80以上。
なので
馬場適性指数80以上を基準にしてみると
過去5年 好走数 8/15頭 複勝率27%
過去10年 好走数 15/30頭 複勝率30%
馬場適性75以上だと
過去5年 好走数 10/15頭 複勝率21%
過去10年 好走数 22/30頭 複勝率23%
馬場適性70以上だと
過去5年 好走数 11/15頭 複勝率19%
過去10年 好走数 23/30頭 複勝率20%
という感じになっています。
その他・特注項目
このレースでは
母数が少なくなった年もある影響か
基準値を設定して見て場合に
やや複勝率が高くなる項目が散見されるのですが、
その中から、いくつかコチラで紹介しておきたいと思います。
上に出ているのは
高機動高変速値のランキングで、
左側が近走最大値
右側が近走平均値
というコトになっています。
左側の一覧(近走最大値)では
過去5年で
毎年必ず好走馬を出している基準が32以上
過去10年だと、29以上
というコトになっています。
基準値ごとに見てみると
高機動高変速値・近走最大値32以上で
過去5年 好走数 10/15頭 複勝率42%
過去10年 好走数 12/30頭 複勝率32%
高機動高変速値・近走最大値31以上で
過去5年 好走数 11/15頭 複勝率39%
過去10年 好走数 15/30頭 複勝率33%
高機動高変速値・近走最大値29以上で
過去5年 好走数 13/15頭 複勝率36%
過去10年 好走数 19/30頭 複勝率29%
となっています。
頭数があまり揃わなかった年もあるので
そういった母数の影響もあるかとは思いますが
全体的に割と良好な複勝率となっているようです。
右側の一覧(近走平均値)では
毎年必ず好走馬を出している基準は23以上。
基準値ごとに見てみると
高機動高変速値・近走平均値23以上で
過去5年 好走数 11/15頭 複勝率44%
過去10年 好走数 18/30頭 複勝率38%
高機動高変速値・近走平均値21以上で
過去5年 好走数 12/15頭 複勝率36%
過去10年 好走数 22/30頭 複勝率33%
高機動高変速値・近走平均値20以上で
過去5年 好走数 13/15頭 複勝率34%
過去10年 好走数 23/30頭 複勝率30%
となっています。
コチラも同様ですね。
頭数があまり揃わなかった年もあるので
そういった母数の影響もあるかとは思いますが
全体的に割と良好な複勝率となっているようです。
安田記念(2022)適性総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
イルーシヴパンサー
となりました。
次点の高評価馬は
シュネルマイスター
ダイアトニック
以下
ロータスランド
レシステンシア
セリフォス
ソングライン
ホウオウアマゾン
ファインルージュ
サリオス
エアロロノア
カテドラル
ソウルラッシュ
ヴァンドギャルド
ナランフレグ
ダノンザキッド
カフェファラオ
カラテ
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
#目黒記念#適性総合評価 1・2位の#ボッケリーニ#マイネルウィルトス が1・2着#ラップ適性マトリクス でも
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch (@Dimenticaci) May 30, 2022
抜けた指数で右上#ウインキートス は#自動データ印『○』
上位3頭で決まる
完全 #ラップ適性スコア 決着#競馬AI#競馬AI_Monarch#ラップ解析ソフトMonarch#ヨルゲンセン馬券 pic.twitter.com/OVSDrS4GvD
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
GⅠ6週連続開催の最終週。
東京GⅠ連続5つ目のラスト
安田記念。
3歳勢の古馬との対決が始まり
新馬戦もスタート。
北海道での開催もコレから始まります。
Monarch の適性評価は
ここ数週好調のようですが
コレがドコまで継続できるか。。
というワケで…
さて、
解析結果を見ると
上位はフツーに人気。
この辺は、
動画でも紹介した通りです。
問題はそれ以降。
ダイアトニックに関しては
初動オッズで18番人気。
現状(当日朝段階)では17番人気。
この馬は言わずと知れた千四の馬で
特に阪神芝1400mのイメージがかなり強いので
その点からすれば
ココが絶好とは考えづらいですが
それはそれとしても
実績に対してあまりに人気が無さ過ぎる感じはします。
今年の京都金杯では、
Monarch の適性総合評価が1位。
その時は馬券にこそなりませんでしたが
12人気でアタマ差4着(勝ち馬から0.1秒差)。
今回は、
その時とはレースグレードが違いますが
長い直線に坂のある左回りという条件は同じ。
ならば、今回も
あながち適性からズレているとは言い難い?
というふうにも思えます。
安田記念は、
生粋のマイラーといった馬が出て来るのは当然として
中距離路線の馬、短距離路線の馬辺りも色々集まってきますが
例年、
どちらかというと
短距離指向性の高い馬の方が良い印象があります。
中長距離路線からの馬も馬券になった例はありますが
アーモンドアイやスワーヴリチャードなどの
一線級の馬でも
マイラーや短距離指向性の高い馬にやられました。
遡って大穴を出した例も
グランプリボスなど
短距離指向性の高い馬が散見されます。
短距離指向性と言う意味では
マイルより短い距離に良績が集中しているダイアトニックも
そちら側の馬と言えそうです。
短距離指向性という観点で言えば
ヴィクトリアマイルでも
レシステンシアが舐められて人気落ちしながら好走しましたが
今回も、
高松宮記念組を筆頭に
短距離指向性の高い馬が
軒並み人気薄となっています。
ナランフレグ
ロータスランドなんかは
前走でGⅠ連対しているにも関わらず
共に2桁人気。。
(当日朝時点で11・12番人気)
先程名前を出した
レシステンシアも
前走ヴィクトリアマイル3着ながら
前走よりも更に人気を落として10番人気(当日朝段階)
ホウオウアマゾンなんかも
執筆時点(当日朝)で15番人気。
…マジか?
という感じ。
ソングラインなんかは人気の一角ですが
短距離指向性の高そうな馬は
とにかく軒並み人気がありません。
先程、名前を挙げた馬については
短距離指向性が高そう と言いましたが
それでも
レシステンシア
ロータスランド
ホウオウアマゾン辺りは
そもそもマイル重賞勝ち馬です。
マイルを走れる下地があるコトは
既に証明されている馬達。
たまたまですが
今名前を挙げた
不当に人気を落としている印象の馬達は
適性評価も比較的上位。
なのでまぁ
個人的な思考からも
オッズを考えれば
この辺の馬には食指が伸びます。
人気落ちといえば
ダノンザキッド
ヴァンドギャルド
辺りの人気の落ち方も
気にはなるんですケドね。。
チョット不当に人気を落とし過ぎかな
と。
まぁ、
動画なんかでも言いましたが
近年は、かなり骨ッポいメンツが集合して
そういった人気馬がストレートに好走するコトが多かったので
そこまでの大荒れは無かったですが
元々、割と荒れる目も期待できる重賞。
今年は、割れている人気が示す通り
飛び抜けた存在という印象の馬はおらず
ドコからでも狙えそうなメンバー。
穴党としては
考えれば考える程、穴指向に陥ってしまうワケですが、、
この人気の割れ方なら
多少の人気決着でも
配当はそれなりに付くかも?
なので、、
いつも通り
1頭とは心中せず
馬券は熟考したいところです。
さて、どうなりますでしょうか。
安田記念 マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数・適性指数一覧
ラップ適性マトリクスの縦軸の値であるハイブリッド指数のランキング表です。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
左側の表をご参照下さい。
右側の適性指数のランキングも
希望が複数ありましたので、
現在は公開しておりますが
本来は、
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
混乱を来す可能性が高くなるので
公開は渋っておりました。
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただっても良いかと思います。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
簡単に言えば
マトリクスの適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
まぁ、競馬なので…
適性指数の方がハマるコトもあれば
適性総合評価の並びの方がそれらしいコトもあるとは思いますが。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
今週のその他のレース情報