解析結果まとめ
以下は予想段階の情報になります。
ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
2022.3/5(土)オーシャンSの解析結果のブログ未公開データ、調教解析、特別戦の自動データ印とハイブリッド指数(障害除く)+一部レースのラップ解析情報はnoteで公開。
チューリップ賞(2022)Monarch による解析結果はコチラ
目次
オーシャンS(2022)各種解析結果
位置取り指数ランク
このレースは
これ以上ない程の傾向が
近年の結果からは見てとれます。
位置取り指数の基準で言えば
毎年必ず好走しているのは23以上を計時している馬で
過去5年の好走馬7/15頭が該当し
複勝率は丁度50%
かなり良い数字です。
基準を20以上とすると
11/15頭が該当で複勝率48%
まだまだ良い数字です。
あとは
18.5とか、15.2とか、11.4なんかがいて
過去5年で最も低いのは6.6で好走した馬なんですが
全体的にはかなり高くなっています。
しかし特筆すべきは
過去5年で
1頭を除いて
想定位置取りタイプがCより前の馬しか
馬券になっていない
というコト。
唯一の例外馬は
2020年、2番人気3着のタワーオブロンドン。
この馬だけ想定Eタイプでの好走でした。
それ以外は全て想定がCより前。
細かい内訳としては
想定Aタイプ2頭
想定Bタイプ9頭
想定Cタイプ3頭
という感じです。
傾向が綺麗すぎて
逆に怪しい気もするんですが、、
ただまぁ、
起こった事象としては
事実なので、
参考にする価値はあるかも知れません。
オーシャンS 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ラップ適性解析表
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは2つでした。
短距離レースは、そこまでラップに極端な差は出にくいので
だいたいこんなもんですが、
今回は発現確率が綺麗に割れていますね。。
あと、今回は、
細かい展開分けで評価が変わるパターンは無かったので
詳解版は出していません。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約53%
Bパターンが 約45%
となっています。
このレースは
短距離戦でたまに穴を出すヤツで
比較的ラップ適性スコアの高い馬が好走しています。
具体的には総合で概ね400以上の馬が
毎年好走していて
微妙な値の馬も拾うために基準値を390というコトにすると
好走数は13/15頭で例年の好走馬をほぼカバーできます。
ただ、
1200m戦にありがちなんですが
該当馬も割と多いので
特段絞り込みがしやすいともいいづらいです。
とはいえ、
昨年末の京阪杯とか
昨年100万馬券を出した葵Sとか
1200m重賞で穴を開けるパターンであるヤツなんで
そういう意味では注目する価値があるかも知れません。
ちなみに
出走各馬のラップ適性スコアに関しては
いつも通りnoteの方で公開しています。
必要な方はそちらをご覧下さい。
上の一覧で見るならば
上位の印を獲得している馬や
印の数が多い馬が
比較的スコアも高いというコトになります。
ラップバランスチャート
このレースは
短距離戦なので
青チャートが極端に大きく
適合率の高い馬から低い馬まで
色々いるのが常です。
パっと見の違いはさほどでも
数値化すると、割と開きがあったりします。
それもあって、
適合率の高い馬から低い馬まで
色々走っていたりはするのですが、、
一応、毎年必ず好走している基準値をみると
適合値47以上。
なので、あまり高い数値ではないですね。
しかも、それでも
カバーできるのは過去5年の好走馬9/15頭。
該当馬自体も多くなるので
絞り込みには適さない印象ですし
特段、好走している馬の形状に特徴があるワケでもなさそうです。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
馬場適性に関しても
一応、例年必ず好走している基準値を示しておくと
63以上
というコトになっています。
それで、過去5年の好走馬13/15頭がカバーできますが
上の一覧を見ても分かる通り
該当馬がかなり多くなるので
絞り込みにはチョット適さない印象です。
オーシャンS(2022)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
ファストフォース
となりました。
次点の高評価馬は
ビアンフェ
マイネルジェロディ
以下
キルロード
デトロイトテソーロ
サヴォワールエメ
スマートクラージュ
ビオグラフィー
ボンボヤージ
ダディーズビビット
ダイメイフジ
ロードベイリーフ
ジャンダルム
マリアズハート
ナランフレグ
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
#中山記念
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch(上半期回収率709%) (@Dimenticaci) March 3, 2022
何よりカタかったのが残念。#パンサラッサ は#HB指数 断トツ1位#適性総合評価 上位からは#アドマイヤハダル が何とか。#調教適性 も最上位。
動画で解説した通り
公開する検証データ選定を
ミスったのがね;#競馬AI#競馬AI_Monarch#ラップ解析ソフトMonarch#ヨルゲンセン馬券 pic.twitter.com/jn2XBtqRpc
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
こう見えて
オーシャンステークスの解析や
結果の検証は爆速でやったんですケド
それでも当日の昼ですよ。。
やはり、
週中の動画編集にこてずったのが痛かった。。
情報発信の方法を変えたのもあって
もうチョット、
安定的な時間に発信できる形に戻したいんですが、、
如何ともしがたいですな。
しかしまぁ、
時間を掛けて改修工事をしているお陰で
精度が上がっているハズなんで
そこは容易に止められん
と。
そういうコトになっております。
というワケで…
いつも動画で紹介してるような検証データとか
調教適性・自動データ印など、
ブログ未公開情報は
いつも通り noteの方で公開しております。
細かい数字や
マトリクスの注目ポイントなどについても
言及しておりますんで
必要な方は
そちらでご覧ください。
解析結果については
人気馬も人気薄も
それなりにピックアップされている印象ですが、、
最近は、
割と人気馬がストレートに走ったりする重賞なんですよねぇ。。
このレース。。
その辺が
どうなるでしょうか。。
何度も世話になっている
ファストフォース
引き続き、走ってくれるのか。
そして、
この馬が来るなら
他はある程度人気薄でもイイかも。
いや
その方がイイかも。
とにかく
Monarch の傾向通りに決まってくれたら嬉しい。
例え馬券が当たらなくても
例え儲からなくても
ソフトが機能している
というコトが実感できれば
達成感はあるし次にも繋がりますんでね。
さて、どうなりますでしょうか。
オーシャンS マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数・適性指数一覧
ラップ適性マトリクスの縦軸の値であるハイブリッド指数のランキング表です。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
左側の表をご参照下さい。
右側の適性指数のランキングも
希望が複数ありましたので、
現在は公開しておりますが
本来は、
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
混乱を来す可能性が高くなるので
公開は渋っておりました。
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただっても良いかと思います。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
簡単に言えば
マトリクスの適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
まぁ、競馬なので…
適性指数の方がハマるコトもあれば
適性総合評価の並びの方がそれらしいコトもあるとは思いますが。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
今週のその他のレース情報
2022.3/5(土)オーシャンSの解析結果のブログ未公開データ、調教解析、特別戦の自動データ印とハイブリッド指数(障害除く)+一部レースのラップ解析情報はnoteで公開。
チューリップ賞(2022)Monarch による解析結果はコチラ