中山 芝1800m G2

第96回(2022)中山記念 予想情報・結果【AIラップ解析】

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解析結果まとめ

2022 中山記念 結果まとめ
動画・ブログ・note・LINE 等で公開した解析結果のまとめ一覧で、普段noteで公開しているモノです。
2022 中山記念 マトリクス - コピー
マトリクス上の好走馬を示したモノです。(赤が馬券内、青が掲示板内)

    

以下は予想段階の情報になります。

※動画は登録段階の情報です。


   

ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。

※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
 古い解析情報しか表示されない場合は、
 ブラウザのキャッシュをクリアする等して
 Webページに最新情報が表示されるように
 してみて下さい。

今週のその他のレース情報

2022.2/27(日)中山記念の解析結果のブログ未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はnoteで公開予定です。

阪急杯(2022)Monarch による解析結果はコチラ

Monarch 解析結果からの好走例はコチラ

当サイトは最強ブログランキングに登録しています。

      


中山記念(2022)各種解析結果

位置取り指数ランク

2022 中山記念 位置取り指数
(出走各馬の位置取り指数です。文字通り当該レースにおけるそれぞれの馬の位置取り(脚質)順をソフトが想定したものです。『指数』という言葉に釣られて、一般によくあるスピード指数などのいわゆる『強さ』の指標と勘違いされる方が非常に多いですが、全く違いますので注意。)

位置取り指数・位置取りタイプの意味や一覧の見方はコチラ

このレースは、割と位置取り指数に好走馬の傾向が表れており、
近5年では、想定Eタイプの馬が
1頭も馬券になっていません。
指数で言えば馬券対象は全て6.0以上となっていた馬で
それ以下の馬は、
全て馬券圏外でした。
【0.0.0.22】

実は、路盤改修以降で言えば
6・7年前(2016、2015年)は
Eタイプが1頭馬券になっていて
そのどちらも位置取り指数は6.0未満でしたし、
2016年に関しては
位置取り指数6.0以下のみで決まったので
位置取り指数が低いからと
無下に消すのが得策とは言い切れないのですが
2016年に関しては出走馬11中3頭が指数二桁で
それ以外の馬は全て指数6.0未満
なおかつ
馬券になったのは1・4・2番人気で
かなりカタい決着になった年でした。

2015年も
出走馬11頭中2頭が指数二桁。
さらに2頭が10~6の間で
残りが全て6.0未満だったので
母数の関係で位置取り指数の低い馬が走った
あるいは
力の抜けている馬がストレートに好走した
と考えるコトはできそうですから
ある程度、
位置取り指数・タイプで狙いを絞り込む手は
有用かも知れません。

逆に、
毎年好走しているのは
位置取り指数9.2以上の馬。
キリ良く9以上というコトにすれば
7/15頭が該当。
複勝率で言えば、38%ぐらいあります。

あとは
過去5年の好走馬の中で
最も低い位置取り指数で好走した
2017年のサクラアンプルールが6.0で
そ例外の好走馬は全て
7.5以上というコトになるので
そこを基準にすれば
好走数は当然 14/15頭というコトになり
複勝率は47%にもなります。

今年は例年以上に該当馬が多いのですが
近5年では割とハッキリした傾向となっています。

     

中山記念 過去ラップ一覧

簡易版

2022 中山記念 過去ラップ一覧 簡易版
(過去10年の当該レースにおける ペース、レース全体ラップ、3分割ラップなど)

詳細版

2022 中山記念 過去ラップ一覧 詳細版
(過去10年の当該レースにおける 好走各馬のラップバランス、ラスト5ハロンラップの解析など)

    


ラップ適性解析表

2022 中山記念 ラップ適性
(出走各馬の血統、配合評価、ラップ適性総合評価、位置取り指数/タイプ、馬場適性、ラップ適性を表記しています。)

ラップ適性・詳解

2022 中山記念 ラップ適性 A・B・C詳解版
(ラップパターンを更に細かく展開分けしたモノです。)

ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ

今回、Monarch から提示されたパターンは3つでした。
中山の非根幹距離にしては、かなりスッキリしています。

ただ、
全てのパターンで、細かい展開分けによるスコアの違いがあったので
(印は同じのところもありますが、細かいスコアには多少の差があります。)
A・B・Cの全てで詳解版を出しています。

想定ラップパターンの
それぞれの発現確率は、
Aパターンが 約35%
Bパターンが 約34%
Cパターンが 約30%

となっています。

    

このレースは
ラップ適性スコアの高い馬がストレートに走るコトもありますが
低い馬の好走も散見されるので
一定ではありません。

一応、
路盤改修以降
Cパターンでスコアを獲得していた馬が
毎年必ず好走しているのですが
これは、そもそも母数が多いので
狙い馬の絞り込みにはチョット向かない印象です。

他に良さそうなのは
Bパターンでスコアを獲得している馬。

例年該当馬が少なく
中山の路盤改修以降で言うと
該当馬が1頭しかいなかった2016年と2021年は
好走がなかったのですが
それ以外の年は
必ず好走馬を出していました。

数としては
過去5年で7/15頭が該当しており
好走馬のおよそ半分。
複勝率は40%近くありますので
注目してみる価値はあるかも知れません。

   


ラップバランスチャート

2022 中山記念 チャート
(出走各馬のラップバランスチャートとレースのラップバランスチャートを重ねて比較したものです。)

ラップバランスチャート一覧の意味や見方はコチラ

このレースは
古馬戦なので
ある程度、似通った形状の馬が集まるコトもあります。
ですが今年は、
まだ差が見出しやすい印象でしょうか。

    

傾向を見てみると
適合率の高い馬は
例年あまりおらず、
それもあってか、
あまり適合率に関わらず好走馬が出ています。

ただ、それでも
毎年、適合値57.4以上を計時している馬が
必ず好走しており
キリ良く50以上というコトにすれば
該当馬は10/15頭。
複勝率は36%程度で
好走馬の丁度2/3が該当するコトになります。

今年のメンバーでは
登録段階で8頭が該当。
なので登録馬の丁度半分ぐらいが
当てはまっているコトになります。

   

あとは、
好走しやすい形状。

チャートの形で見ても
上がりが青チャートよりも伸びていて
テンも青チャートより上、
なおかつ
中盤が青チャートよりも小さい
という馬が
路盤改修以降、毎年必ず好走していて
過去5年の好走数は8/15頭。
なので
好走馬の半数が該当しているコトになり
複勝率としては50%近くあります。

今年の登録メンバーでは
コントラチェック
マルターズディオサ
ルフトシュトローム

が該当しているコトになりますね。

             


馬場適性一覧表

2022 中山記念 馬場適性
(血統的な判断や実際の成績ではなく、あくまで数字上、計算上の指数であり、『高速馬場』・『時計のかかる馬場』のどちらでパフォーマンスを上げる可能性が高いかをソフトが示した一覧です。)

馬場適性一覧の意味や見方についてはコチラ

上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)

上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。

  


その他・特注項目

2022 中山記念 高機動高変速 - コピー
高機動高変速値・機動力・変速率等のランキングです。(登録段階情報)

このレースには注目すべきポイントが多数あるので
あまり項目が多すぎるとややこしくはなるのですが
いくつかピックアップして紹介したいと思います。

     

まずは高機動高変速値。
前走の値が28.5を超えている馬が
毎年必ず好走しています。

好走数としては 7/15頭。
例年の好走馬のおよそ半分で、
該当していた頭数自体は14頭なので
複勝率はキッカリ50%あるコトになります。

今年の該当馬は
見ての通り
ダノンザキッドしかいません。

また、
23以上を計時していた馬
という基準にすれば
好走数は11/15頭になり
好走馬の2/3近くが該当。
複勝率は55%となります。

上の一覧だと
該当するのは該当するのはレッドサイオンまでで
ウインイクシードがギリギリ範囲外ですが
コレはまぁ誤差の範囲内。

19以上というコトにすれば
ウインイクシードも入りますが
好走数は12/15頭にしかならず
該当馬が増える分
複勝率は46%に落ちます。
まぁ、十分高い値ですが。

11.5以上とすれば
好走数が14/15頭となり
過去の好走馬の最低値は7.4なので
7に満たない数値を計時している馬は
1頭も馬券になっていない
というコトになります。

 

高機動高変速値の最大値でも見ても
毎年必ず28.5以上を計時している馬が好走しており、
好走数は 10/15頭なので
丁度好走馬の2/3が当てはまっており
複勝率は43%程度。

過去5年の好走馬の中の最低値は21.4なので
21以上というコトにすれば
好走数はもちろん15/15頭となります。
もちろん、母数(該当馬)も増えるので
複勝率としては36%に落ちますが
過去5年の好走馬全てをカバーできるので
割と、分かりやすい指標にはなると思います。

あとは、
上の一覧には入れていませんが
平均値で見ても
26以上を計時している馬が必ず好走
(7/15・58%)
など、絞り込む方法はいくらかあります。

   

機動力に関しても
冒頭の値とは別で
前走の値と最大値で傾向が見られます。

前走の値に関しては
上の一覧にはありませんが
16以上を計時している馬が毎年必ず好走しています。
好走数は11/15頭なので
好走馬の2/3以上が該当しており
複勝率は48%。
このレースは
冒頭の位置取り指数の傾向が示す通り
位置取り・機動力がそれなりの意義を持つようなので
この前走の機動力の傾向も
割とハッキリしている印象です。

ちなみに、
この値を
概ね12以上というコトにすれば
13/15頭になりますが
該当馬が増えるので複勝率はおよそ43%。

過去5年の好走馬で
次に低い値が 3.1
最も低い値が -2.7
なので
極端に低い馬でも
一応馬券になった例はありますが
態勢を占めているのは
ある程度の高数値を計時している馬なので
上位を狙うというのがセオリー
というコトになりそうです。

そして、
上の表にある近走最大値で見ると
20以上を計時している馬が必ず好走しており
好走数は11/15頭
好走馬の2/3以上が該当していて
複勝率はおよそ44%あります。

基準値を16以上というコトにすると
好走数は14/15頭。
該当馬も増えるので
複勝率としては36%程度まで落ちますが
例年の好走馬の殆ど全てをカバーできます。

過去5年の最低値は12.4なので
12以上というコトにすれば
好走数は当然15/15頭で
複勝率は32%程度というコトになるようです。

 

変速率の値も
前走で
9以上を計時している馬が毎年馬券になっていますが
好走数は6/15頭で
複勝率は26%。
やはり近年は
変速率よりも機動力の方が活きる可能性がある
というのが見て取れます。

ちなみに基準値を7以上というコトにすれば
好走数が12/15頭となり
複勝率も37%に安定します。

ただ、やはり
プラスの値になっている馬(0以上)
というコトにしても
好走数は13/15頭で
全てはカバーできず
過去5年の好走馬最低値は-12.7となっているので
まぁ、コレを例外と見る手もあるのですが
あまり低くても気にする必要はなさそうに思えます。


上の一覧にある最大値ですが
コレは
例年、13.5以上を計時している馬が好走しているので
ココを基準にすると
好走数は 6/15頭で複勝率は23%。
やはり、有用性が高い印象は持ちづらいです。

で、これを10以上というコトにすれば
好走数10/15頭・複勝率26%
8以上というコトにすれば
好走数12/15頭・複勝率27%

過去5年の好走馬の最低値は1.4なので
一応、好走馬は全てプラスの値を計時しているコトになるのですが
高い馬が特段よく走る
というコトではなさそうに思えます。


中山記念(2022)総評 

ラップ適性総合評価

ラップ適性総合評価の扱い方についてはコチラ

解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
ダノンザキッド
となりました。

次点の高評価馬は
ウインイクシード

アドマイヤハダル


以下

レッドサイオン

カラテ
ワールドウインズ

ガロアクリーク
ゴーフォザサミット
コントラチェック

パンサラッサ
トーラスジェミニ
ソッサスブレイ
マルターズディオサ
ルフトシュトローム
ワールドリバイバル
ヒュミドール

といった順になります。

   


先週の回顧や最近の調子など


解析雑感や血統見解・データ等

さて、
阪急杯の方にも書きましたが
先週は
全く時間が足りず、
全く作業も追っつかず
睡眠もとれず
週中に投入した時間は70時間以上で
週末も含めると100時間以上。
人間の通常の稼働限界を軽く超えていました。

それに比べると
今週はだいぶマシながら
それでも
週中で50時間ぐらいは
余裕で投入。
まぁ、通常運転と言えば
通常運転なのですが。

もちろん、
解析自体は、
ソフトにデータが取り込みさえすれば
一瞬で出てきますが
なんで、情報の公開作業が大変。
情報発信に膨大な時間が掛かるんですよね。。
だいぶ効率化は進めたので
コレでもだいぶマシにはなったんですが
チョット、情報発信の仕方は
考えないとイカンなと思っているトコです。

3月からは
何がしかを変えていくかも知れません。

   

というワケで…

動画で紹介した検証データの最終確定版など、
ブログ未公開情報は
いつも通り noteの方で公開しております。
必要な方は
そちらでご覧ください。

   

解析結果については
人気と思しき
ダノンザキッド
ストレートに評価されてしまって、、
いかにも面白みは無いんですケドね。。

しかも
掛かったりしたら大丈夫なの?
とか
不安点もあって
実際問題としては
盤石かどうかも分からない
というww
まぁそれに関しては
どんなレースのどんな人気馬でも同じですが。

あとは

ある程度人気にもなっていて
適性評価も上位になっている
アドマイヤハダルなんかは
皐月賞4着なんで
力は十分足りるとも言えますが
実績や臨戦過程を額面通りに受け取れば
格が足りない
という見方もできるワケで…
その辺がどうなのか。

しかし、
格が足りない感があるのは
動画でも語った通り
全体的に
なので
そういうふうに見れば
多少格が足り無さそうな馬でも足りる
というコトになりますし

その観点を
逆に見れば
唯一のGⅠ馬であり
前走、古馬GⅠでも好走しているダノンザキッドの格は断トツ
とも言えるワケで
GⅡにしては格が足りなそうなメンツが多い中で
格が断トツのダノンザキッドは
頭一つ抜けてるよね
という見方もできそうか
とも思ったり。

重賞勝ち馬という観点で見れば
それなりに多いんですケドね。
しかしそういう馬でも
近走はイマイチ不振
という場合が多いので、、
その辺は難しいですよね。

   

解析をストレートに信用すると
比較的カタくなってしまう
というのが、、
動画でも語った通り
苦しいトコなんですが、、
その辺がどうでしょうかねぇ。。

内の馬場が良くて行った行ったになるのではないか説
なんかもありますし
色々考えると難しい気もしてくるレースですw

さて、どうなりますでしょうか。


中山記念 マトリクス

ラップ適性マトリクス

ラップ適性マトリクスの見方についてはコチラ

2022 中山記念 マトリクス
当該レースのラップ適性マトリクス

ハイブリッド指数・適性指数一覧

2022 中山記念 HB指数
ラップ適性マトリクスに表示されている、各馬のハイブリッド指数・適性指数一覧です。

ラップ適性マトリクスの縦軸の値であるハイブリッド指数のランキング表です。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
左側の表をご参照下さい。

    

右側の適性指数のランキングも
希望が複数ありましたので、
現在は公開しておりますが
本来は、
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
混乱を来す可能性が高くなるので
公開は渋っておりました。

一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。

ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただっても良いかと思います。

適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。

簡単に言えば
マトリクスの適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。

まぁ、競馬なので…
適性指数の方がハマるコトもあれば
適性総合評価の並びの方がそれらしいコトもあるとは思いますが。

とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。

          

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今週のその他のレース情報

2022.2/27(日)中山記念の解析結果のブログ未公開データ、調教解析、全レースの自動データ印とハイブリッド指数(新馬・障害除く)+一部特別戦のラップ解析情報はnoteで公開予定です。

阪急杯(2022)Monarch による解析結果はコチラ

Monarch 解析結果からの好走例はコチラ

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