解析結果まとめ
以下は予想段階の情報になります。
ラップ解析ソフト Monarch によるラップ分析の公開情報です。位置取り想定、ラップ適性、ラップバランスチャート、馬場適性の各種解析項目と Monarch が下した適性総合評価を公開しています。
※現在、各種解析項目も最新のモノに更新されています。
古い解析情報しか表示されない場合は、
ブラウザのキャッシュをクリアする等して
Webページに最新情報が表示されるように
してみて下さい。
今週のその他のレース情報
京都牝馬S(2022)Monarch による解析結果はコチラ
小倉大賞典(2022)Monarch による解析結果はコチラ(登録段階)
フェブラリーS(2022)Monarch による解析結果はコチラ(登録段階)
目次
ダイヤモンドS(2022)各種解析結果
位置取り指数ランク
このレースは
割と位置取り指数・タイプで見ると
満遍なく好走しています。
一応、過去5年で
想定Aタイプや
位置取り指数2桁の馬は馬券になっていませんが
そもそも母数が少なすぎるので
たまたまというか
当然と言うべきで
特に考慮すべきほどの傾向とは言えないかも知れません。
しかしまぁ
敢えて好走数が多いスポットを探すのであれば
位置取り指数が低すぎる馬もあまり好走はしていないので
位置取り指数が一桁で
なおかつ2以上の馬
というコトにすると
過去5年の好走馬のウチ
13/15頭が該当するので
フォーカスするポイントとしては悪くなさそうです。
2以下で好走したのは
2018年のリッジマン 1.9 と
2017年のアルバート 0.8 で
それ以外は2以上・10未満となっており
位置取り指数が0の馬は
1頭も馬券になっていませんでした。
今年のメンバーで
そのスポットにいるのは
ランフォザローゼス
カウディーリョ
テーオーロイヤル
ゴースト
セントレオナード
ヴェローチェオロ
カレンルシェルブル
アンティシペイト
トーセンカンビーナ
メロディーレーン
まぁ該当馬は多いので
絞り込みには使いにくいですが
前述の通り
例年の好走馬の大半は
この範囲から出ています。
もう少しスポットを絞り込むのであれば
毎年必ず5.9以上の馬が好走していて
好走数は 8/15頭。
概ね6以上、というコトなので
コレを今年のメンバーに当てはめると
ランフォザローゼス
カウディーリョ
テーオーロイヤル
ゴースト
で
例年の傾向通りに考えれば
この中から1頭以上好走しているコトになり
過去5年の好走馬の半数は
この範囲内にいる
というコトになります。
ダイヤモンドS 過去ラップ一覧
簡易版
詳細版
ラップ適性解析表
ラップ適性・詳解版
※ラップ解析解析表・ラップパターン評価一覧の意味や見方はコチラ
今回、Monarch から提示されたパターンは4つでした。
特殊条件にしては、割と少ない印象があります。
ただまぁ、問題は
このスコアがどのぐらい活きるか
なんですケドね;;
内部データに関しては、
細かい展開分けで評価が変わるA・Bパターンについて
詳解版を出してみました。
想定ラップパターンの
それぞれ発現確率は、
Aパターンが 約49%
Bパターンが 約28%
Cパターンが 約12%
Dパターンが 約10%
となっています。
このレースに関しては
ある程度、適性スコアの高い馬が好走しますが
低ければダメかと言われればそうでもなく
一定ではありません。
ただ、毎年
総合スコアが100以上の馬が
必ず好走しています。
また、2020年以外は
スコア獲得数3パターン以上の馬が
必ず好走していて
その2020年も
好走馬は全て2パターンでスコアを獲得していた馬だったので
印の数も、ある程度活きる傾向もあります。
ただまぁ、
完全ノースコアの馬も
過去5年で1頭は走っていて
スコア獲得数1パターンの馬の好走も
2頭はいるので
やはり
そういう馬が全然ダメというワケではありません。
好走数としては
スコア獲得パターン3つ以上の馬が
8/15頭
スコア獲得パターン2つ以上の馬が
12/15頭
というコトになります。
ただまぁ
該当馬は多いので
絞り込みには少々使いづらくなっています。
ラップバランスチャート
このレースは、
他の古馬戦と同様に、
ある程度似通った形状の馬が集まりやすくはなっています。
なので、多少差が見出しづらい部分もあるのですが
適合率の高さが
ある程度好走のリンクする傾向はあるので
注目する価値はあるかも知れません。
一応、
例年好走馬を出している基準を出すとすれば
適合値70以上。
好走数としては、9/15頭が該当。
70付近の馬がまとめて走った2018以外だと
80以上の適合値になっている馬が必ず好走していて
その基準にすると
好走馬は7/15頭。
なので
2018年以外は必ず好走していて
好走馬の約半数が、コレに該当しているコトになります。
また、
2018年以外の好走馬の最高値を参照して
基準値を厳しくすれば
88以上の馬が必ず好走している
というコトになります。
条件が厳しくなるので
好走数も4/15頭というコトになってしまいますが
前述の通り、過去5年中4年は、
この条件をクリアした馬が好走しています。
今年もメンバーを
適合率の順に見ていくと
ゴースト
カウディーリョ
アンティシペイト
で
ココまでが88以上。
ヴェローチェオロも
上位とほぼ差がありませんが
ココまでが80以上。
セントレオナード
レクセランス
テーオーロイヤル
までが70以上。
なので、
例年の好走馬の
約2/3がココまでに入ります。
あとは、
トーセンカンビーナ
アドマイヤアルバ
メロディーレーン
ヴァルコス
グレンガリー
ランフォザローゼス
辺りは
ほぼ差がなく
カレンルシェルブルのみ
極端に適合率が低くなっています。
ちなみにこのレースは
適合率の高さが好走とリンクしやすい
と書いた通り
適合値40以下の馬は
過去5年で1頭も馬券になっていません。
40台の馬も
好走数は1頭。
それ以外は全て50以上なので
極端な形状の馬は
あまり走っていない
という傾向が見られます。
馬場適性一覧表
上位であればあるほど、高速馬場がプラスに働く可能性が高い
下位であればあるほど、馬場重化がプラスに働く可能性が高い
です。
(ダートの場合は、馬場重化 = 高速化 なので逆になりますが。)
上位の馬は高速馬場が得意
下位の馬は重馬場が得意
ではありません。
その他・特注項目
このレースは
他の項目にも色々と注目できるポイントはありますが
とりあえず
変速率について取り上げます。
例年、
前走の変速率が14以上となっている馬が
必ず好走していて
数としては 10/15頭。
まぁ、該当馬はある程度増えるのですが
それでも、過去5年の好走馬の2/3がカバーできます。
極端に低かったのは
去年のオーソリティが前走の有馬記念で計時した数値だったのですが
それ以外の馬は、前走で計時した変速率がプラス。
他に低かった馬としては
2017年のラブラドライトで、この馬が2.1。
それ以外の馬は
前走の変速率が8を超えていました。
なので8以上を計時していた馬が
好走数 10/15頭。
更に
好走馬の前走変速率が全体的に低かった2017年を除くと
17以上を計時していた馬が必ず馬券になっており
その基準でいくと
好走馬8/15頭が該当していて
過去5年の好走馬は約半数をカバーできます。
今年のメンバーで見ると
ヴァルコス
カレンルシェルブル
トーセンカンビーナ
ゴースト
レクセランス
テーオーロイヤル
までが17以上で
14以上という基準で見ても
ココがラインになります。
セントレオナード
ヴェローチェオロ
が13ポイントなので
まぁ僅差ではありますが。
で
8以上というコトならば
アドマイヤアルバ
カウディーリョまで
あとは
アンティシペイトが
プラスの値になっていて
それ以下はマイナスの数値を計時。
ただ、
メロディーレーンだけは
前走・有馬記念で計時した数値なので
昨年好走したオーソリティと
同じパターンに当てはまり
その観点についていえば
例外的に見る手もあります。
また、
近走の最大値で見ても
19以上を計時している馬が
毎年必ず好走しており
好走数としては 8/15頭。
更には
過去5年の好走馬の中の最低値は13.3だったので
好走馬は全て
前走で変速率13以上を計時していた
というコトになります。
今年のメンバーで見ると
レクセランス
トーセンカンビーナ
ヴァルコス
カレンルシェルブル
アドマイヤアルバ
ヴェローチェオロ
ゴースト
セントレオナード
やや多いですが
ココまでが19以上で
例年の好走馬の半分が該当するライン。
あとは
メロディーレーンが
19にギリギリ足りず。
過去5年の最低値を基準にすれば
テーオーロイヤル
アンティシペイト
カウディーリョ
までが
過去5年の好走圏内というコトになります。
基準を緩めれば
当然該当馬も増えるので
絞り込みは徐々にしにくくなりますが
過去5年の好走馬は
全てカバーできるコトになるので
一定、注目する価値はあるかも知れません。
ダイヤモンドS(2022)総評
ラップ適性総合評価
解析結果を総合して
Monarch が最も適性を評価した馬は
ゴースト
となりました。
次点の高評価馬は
トーセンカンビーナ
テーオーロイヤル
以下
カウディーリョ
ヴェローチェオロ
アンティシペイト
セントレオナード
ヴァルコス
レクセランス
アドマイヤアルバ
カレンルシェルブル
メロディーレーン
ランフォザローゼス
グレンガリー
といった順になります。
先週の回顧や最近の調子など
#クイーンカップ#HB指数 上位#適性総合評価 上位#調教適性 高評価馬
— ヨルゲンセン@競馬AI_Monarch(上半期回収率709%) (@Dimenticaci) February 13, 2022
それらが走った上で
ある程度検証データ通りにもなったものの…
なんせガチガチ…ww#プレサージュリフト は
低機動力ながら
あまり関係なかった模様#ヨルゲンセン馬券#競馬AI#競馬AI_Monarch#ラップ解析ソフトMonarch pic.twitter.com/lzqethRK4p
解析雑感や血統見解・データ等
さて、
今週は
土曜・日曜共に2重賞ずつで
急に4重賞となる週。
しかもGⅠ。。
全く時間が足りません。。
フツーの情報を出すだけでも
日々、寝ずに作業して
競馬以外のコトを一切やらずに過ごして
やっと当日の昼に全てが出切る
というね。。
なんでこうなるかって
JRAが、
枠番出すのが遅すぎるからですよw
午前のレースなんて
24時間前の時点でも
枠番が決まってないワケですからね。
まぁあり得ないですよ。
本当に何とかしてほしい。
というワケで…
ダイヤモンドステークスに関しては
割と各馬が僅差で
例年そうなんですが
数字上はあまり差がありません。
まぁ、
一応
ゴーストが最上位として評価されていますが
なかなか、
信頼がおけるタイプの馬ではないですからねぇ。。
悩ましいトコですw
一応、フェブラリーステークスの動画と同様の
過去レースと比較した検証データなんかは
いつも通り noteの方で公開しております。
ので
必要な方は
そちらでご覧ください。
もちろん、
自動データ印や調教適性など
その他のブログ未公開データもあります。
長距離重賞は
好きなんですケドねぇ。。
んでもって
本来なら
血統であれこれ語りたい
という思いもあるんですが…
なんせ時間がなくて。。;;
残念無念。
さて、どうなりますでしょうか。
ダイヤモンドS マトリクス
ラップ適性マトリクス
ハイブリッド指数・適性指数一覧
ラップ適性マトリクスの縦軸の値であるハイブリッド指数のランキング表です。
ハイブリッド指数の高い馬をピックアップしたり、
単純に上位馬だけでベタ買いしてみたい方は
左側の表をご参照下さい。
右側の適性指数のランキングも
希望が複数ありましたので、
現在は公開しておりますが
本来は、
『適性総合評価』との違いが非常に分かりにくく
混乱を来す可能性が高くなるので
公開は渋っておりました。
一応、開発者としては
純粋に適性が見たいならば
適性総合評価をご覧いただくか
想定ラップパターン毎に各馬を評価している
ラップ適性解析表をご覧いただいた方が良い
と考えています。
ただ、明確な理由
(『マトリクス中心で予想を組みたい』等)がおありでしたら
コチラの適性指数を使っていただっても良いかと思います。
適性指数と適性総合評価の違いについては
ラップ適性マトリクスの概要の方で
簡単に書いてありますので
そちらをご覧下さい。
簡単に言えば
マトリクスの適性指数の方が、
機械的で万能さに欠け、
適性の本質を突き損ねている可能性がある
といった感じですね。
なので、
適性指数の並びと
適性総合評価の並びが
一致していないコトが多々あります。
まぁ、競馬なので…
適性指数の方がハマるコトもあれば
適性総合評価の並びの方がそれらしいコトもあるとは思いますが。
とにかく、
先程述べた注意点だけ
頭の隅に置いておいていただければと思います。
今週のその他のレース情報
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